活動報告・レポート
2021年4月19日(月)
和歌山大学野球部
和歌山大学野球部
和歌山大学野球部

和歌山大学硬式野球部の試合を応援してきました。和歌山大学は現在、近畿学生野球連盟に所属していて公式戦に挑んでいます。本日は阪南大学との試合があり、見事、勝利を収めました。部員は新入生を含めると100名を超えているように大所帯で、国立大学ですが大学選手権で神宮行を目指しているチームです。

試合中はベンチからよく声が出ていました。攻撃中も守備の時も、元気な声が球場に届いていました。試合でも仕事でもゲームにはムードメーカーが必要です。声を出して元気を与えられる人、アウトになった心を打ち消してくれる人。そんなムードメーカーがいるチームは強いと思いますが、和歌山大学のベンチにはそんな彼がいました。

しかも相手チームが好プレイをした時にでも「ナイスサード」など、ベンチから声を出して讃えているのです。敵味方なく元気を与える声出しができているチーム力を「凄い」と思いました。

勝利した試合後、大原監督は「いつもハラハラの試合が続いています。今日の勝利で4大学が横一線に並びましたから勝負はこれからです。ただ大阪府に緊急事態宣言が発令されるとリーグ戦は延期になる恐れがあります。コロナ禍でのコンディション調整は難しいところがありますが、この次の試合も頑張ります。試合以外のところで、OBや地域の皆さんの支援をもらっていることに感謝しています」と話してくれました。

和歌山大学野球部

話を終えた後に監督が主務を紹介してくれ、彼は丁寧に挨拶をしてくれました。礼儀正しさも部員らしく感じました。挨拶ができること、礼儀正しいこと、印象が良いことなどは人としての特長になりますから、クラブ活動で養った体力とチームプレイ、そして支えてくれている人への感謝の気持ちを持って今後の試合に挑んで欲しいと願っています。

また昨日と今日の二試合で登板したエースの瀬古君も挨拶に来てくれました。故障あがりのためか「投げる時の身体のバランスが崩れているように思う」と話してくれました。違和感がありながらも相手の攻撃を抑えていましたから、次の試合では身体を整えて相手チームを抑えてくれると思います。

このように学生の部活動は、応援団、OBなど多くの人に支えられて成り立っています。そのことが分かっている監督も選手の皆さんも、応援団に対して感謝の気持ちを伝えてくれました。

コロナ禍の下での試合ですから応援者は大学関係者だけに限られていますから、寂しい公式戦になっていますが、その湧き出る力を試合で発揮して、春のリーグ戦の優勝を果たして欲しいと期待しています。

そう言えば和歌山大学後援会総会の席で野球部OBの役員から要望がありました。「硬式野球部はとても頑張っています。練習のための環境は決して恵まれている訳ではありませんが、リーグ優勝するために練習を行っています。後援会としても是非とも支援をお願いしたいと思います」という意見でした。

そのOBさんとも会い勝利を喜び合いました。多くの人の支えと応援の力が野球部の力になっていると感じました。優勝目指して頑張れ、和歌山大学硬式野球部の皆さん。応援団を神宮球場に連れて行って欲しいと願っています。

その他
  • コロナ禍における学習会などの実施について打ち合わせを行いました。大勢が集まることや議論することは避けながら、学習する機会を大切にしたいことを話し合いました。学習会のための制約条件がありますが、良識ある態度で計画したいと考えています。
  • 大阪府が緊急事態宣言を国に要請することや、兵庫県でも大阪府の動向を注視しながら検討することの意向を知事が示しています。隣接する和歌山県でも感染者が増加しているので、国に対してまん延防止のための要請も検討する必要性を感じています。このことに関しては、既に多くの飲食事業者から意見をいただいていますから、事業者の方々の声を強い言葉として訴えたいと考えて作業を行いました。