本日、令和3年4月臨時議会が開催されました。一日だけの開会となりますが、提案されたのは「議案第103号 令和3年度和歌山県一般会計補正予算」の20億円の補正予算案です。
提案理由は次の通りです。
和歌山県にとって観光事業は大切な産業の一つです。コロナ禍において観光客が大幅に減少していることから大きな打撃を受けています。そこで観光需要を喚起するために、県内旅行の割引事業を支援することを目的としてその事業に向けた予算化を図るものです。
もちろん感染拡大が続いていますし、和歌山県も例外ではなく感染者が増加傾向にあることから実施時期に関しては慎重にする必要があります。県として感染拡大を防止するための取り組みを行っているので、まずは感染拡大防止、保健医療行政を優先すべきことは言うまでもありません。感染拡大を防止した後の地域経済の回復に向けた予算化をしておくことで、県民の皆さんに県内観光に行ってもらえるための支援策を実施することを目指しています。
繰り返しますが、「県民リフレッシュプラン」は県内の感染が爆発していないことを前提として実施することになります。この制度を活用することで地域経済の回復を目指したいと考えているものです。
具体的な制度設計は、今回の予算化を図れたことで着手することになります。県民を対象とした県内宿泊プランを造成、販売する事業者を支援する「わかやまリフレッシュプラン」を実施する時期を検討していきます。加えて旅行期間中に土産物店や観光施設などで利用できるクーポンも支援策とすることにします。
現時点の実施期間は令和3年5月31日までとしています。支援内容は旅行代金の1/2以内で、上限は1万円となる予定です。またクーポンは一人あたり2,000円を発行する予定です。
この「議案第103号」は経済警察委員会に付託されたので、直ちに同委員会を開催しました。
委員会では商工観光労働部長から議案説明がありました。「県民の宿泊施設や観光施設の利用促進、消費の喚起を要する経費として『県民リフレッシュプラン販売促進』のため20億円の補正予算を提案する」ということです。
この「県民リフレッシュプラン」販売は、感染ステージ2以下であることが条件であり、実施時期は感染を抑制した状況を総合的に勘案して決定することにしています。
経済警察委員会で議案を採択した後に本会議が開催され「議案第103号 令和3年度和歌山県一般会計補正予算」が可決されました。本議会の議決で予算化できましたが、本日の審議の内容を踏まえて施策の準備を行い、実施時期を見定めていくことにしています。
その人のことを「勝手に評価する」「勝手な噂話をする」人のことが話題になりました。共通の話題になると言うことは「如何に会ったことのない人の噂話をする人が多いのか。如何にある悪口をあちらこちらに言っている人が多いのか」ということを如実に表しています。
そんな時「では、それを言っている人に会わせてください」と依頼することは極めて正しくて正当な要求です。表現を変えて言うなら「社会の礼儀」だということです。一方的に相手のことを噂話で批判、悪口を言った人に対して「その噂話を第三者に言っている理由は何ですか。どこからその話は来ているのですか」と尋ねることは当然のことです。
これまでの経験から、噂話はこれからやろうとすることのブレーキになります。大事なことにブレーキをかけてしまう噂話は社会の害になります。他人に迷惑をかけないためにも会ったことのない人の噂話や悪口や批判は止めるべきです。仮に知っている人の噂話であれば、「その話の出所」を示すことを求めることです。多くの場合、噂話の出所は分からないと思いますし、噂話をしている人は、直接、その噂話の相手と会って、その話をすることに応じないと思います。それは噂話が噂話に過ぎないことを証明しています。
- 本日の臨時議会前にリモート会議を行いました。現在、協議している案件に関して話し合うためです。案件を前に進めるために必要な話し合いを進めています。
- 昨年からの懸案事項がようやく解決する運びとなりました。Aさんを始めとして関係してくれた皆さんに心から感謝しています。