政策セミナーの講師のお招きを受け、県政報告をさせていただきました。令和3年度の主な政策と、これまでの一般質問で取り上げた内容について報告を行いました。
本年度の県政は期待の持てる政策を計画していますので、順不同に記します。
1.南紀白浜空港の国際線ターミナルビルの整備と開港を予定しています。加えてビジネスジェットの駐機場の整備を実施することでビジネス需要を開拓します。
このことによって和歌山県がアジアの玄関口になることを目指しますから、観光に加えてビジネス客の往来につなげていきます。
2.和歌山市への大学誘致について。今春、和歌山県立医科大学薬学部が開学なったことから、既に開学している3大学を加えて4大学が開校したことになります。更に和歌山リハビリテーション専門職大学の開学を予定しているので、和歌山市内に5大学が設置されることになります。学生が学ぶ機会が増えること、そしてまちなかへの人口増加と賑わいの創出につなげていきます。
3.統合型リゾートの誘致について。コロナ禍において時期が遅れていますが、和歌山県として誘致を行っています。経済効果と雇用拡大を目指した政策ですが、新型コロナウイルス感染症収束後の経済振興のために社会的リスクを排除しながら誘致を推進していきます。
4.串本町に民間ロケット発射場を建設し、令和3年12月に初号機を打ち上げる計画をしています。和歌山県はロケット発射場がある。これが和歌山県として誇れるものになります。
5.令和3年は、和歌山県誕生150年記念の年です。県民全体で故郷誕生日をお祝いするため記念式典を計画しています。
6.阪和自動車道「みなべ〜南紀田辺」までの4車線化の事業許可を受けています。令和3年度末までの完成を目指して工事を進めています。この区間の4車線化が図れると和歌山市と紀南方面との移動時間が短縮されることになります。私達の生活や仕事、そして観光にも好影響を及ぼすことになります。
説明は以上です。続けて質疑応答を行いました。参加者の皆さんから3つの質問と要望をいただきました。
1.生活道路が狭いので通学路の安全確保ができていない箇所があります。特に新しく宅地造成された住宅地が背景にある道路は交通量が増えていますし、子どもが増えるので通学時間帯の交通渋滞はとても危険です。子ども達が安全に通学できる道路にして欲しいと思います。歩道の整備や踏切の拡大などを要望します。
2.最近、和歌山県ではよく地震が発生しています。津波浸水地域はもちろんのこと山間部の避難について検討してくれていると思いますが、一人暮らしの高齢者の避難方法や助け合いに関して万全の対策をお願いします。
3.子育て世代のへの支援をお願いします。例えば第三子が誕生した時のお祝い金制度や医療費無償化など検討して欲しいと思います。
以上について答えながら解決するために検討していくことを伝えました。皆さんからの意見と要望はしっかりと聞き取らせていただきました。
準備していた企業誘致のためのリモート会議を行いました。午前は打ち合わせを行い、午後からの時間をリモート会議に費やしました。今日の会議はとても重要だったこともあり、今後に向けて更に意思疎通を図ること。課題を解決するための方法を検討すること。今後協議を進める上で確認しておくべきことなどを話し合いました。約4時間の会議によって少し前進したように感じています。和歌山県として受け入れるための課題や協議すべきことはありますが、実現に向けた前向きな協議を進めたいと考えています。
こちちから伝えたいことは、和歌山県として進出を歓迎していること。希望する必要な用地を確保すること。進出して欲しい3つの業種を受け入れる用意があること。次回のリモート会議ではこれらのことを伝えていきます。
- 和歌山県でも新型コロナウイルスの感染者が増加しています。昨日は20人も今日は38人発生していることから、飲食店経営者は更に危機感を持っています。行動を起こしている人や意見と要望を伝えてくれた人など、多くの方から現状を聞かせてもらいました。夜の市内の状況を見ていますし、意見も伺っています。第三波以上の影響を受けているように感じています。
- デジタルの問題に関する対応を行いました。現代社会のこの問題の発生件数は増えていますし、法整備が追い付いていないことから事件にすることは難しいのが現状です。改めて法的な課題が分かったので対応しています。