活動報告・レポート
2021年3月20日(土)
飲食関係者との懇談
飲食関係者との懇談

飲食事業者の方々からたくさんの意見が届いていることから、飲食関係者と会って意見交換を行いました。本心で深いところまで突っ込んで話し合うことができました。20年の実績を持つ経営者と若手経営者の出会いによって新時代を築くことで意思統一することができました。

本日の一つのテーマが、全国知事会の「緊急提言」として和歌山県知事も賛同してくれたことに関してです。今回の知事会の「緊急提言」は、地方の県の飲食事業者の窮状を認識してくれた知事が国に対して声を上げたくれたものです。賛同している各県の知事が現状を認識するに至った背景は違うと思います。和歌山県の場合は、県飲食業組合として支援を求める要望書を知事あてに提出したことや、飲食店経営者がまとまって支援を求める署名を集めて知事宛に提出、支援の要望を求めたことが直接的な原因だと考えています。

要望書や署名活動の経緯を知っているので、知事に提出するまでの活動や、それ以降の動きは分かっています。時を同じくして全国知事会が「緊急提言」してくれたことと相まって、和歌山県知事は県独自の第三波に対応する支援策だけではなく、飲食店への更なる支援を国に対して求めてくれることに至ったと考えています。地方の県の知事が自発的にまとまってくれたことや、飲食店の声を聞き届けてくれたことを有り難く思っています。

やはり飲食店の皆さんが思いを持って行動した結果が「緊急提言」につながったと思いますし、行動を共にした方々の見えないところでの動きがサポートした成果だと考えています。行動した皆さんはその事実を認識していますから、今回の結果を受けてこれまでの経緯と全体像を見抜いています。

困った時や苦しい時の動きを支援してくれる人は少なくて、その時を脱した時に近寄ってくる人が多いように思います。結果が出てから「その結果」を言うことは極めて簡単なことですが、問題が継続している途中で対応することや、途中経過を伝えることは簡単なことではありません。

今回、思うような結果が出なくても対応した人がいました。あれこれ言われながらも話し合いを続けた人がいました。そして苦しんでいる時に話を聞いた人がいました。県会を求めて連日、協議を行った人がいました。

結果はそれらの全てが土台になって表れたものだと思います。何もないところから生まれるものはなく、途中の行動こそが素晴らしいものだと心から確信しています。問題に対応している途中の行動や協議内容を説明できる人がいますが、その人達が親身になって支援した人達だと思うのです。結果が出るまでの苦しい時に寄り添ってくれた人か、結果が出てから近寄ってきた人か。言葉にしなくても分かる人は分かっています。

特に令和3年1月時点の和歌山県の飲食店の置かれた状況からの緊急事態宣言と同様の支援を求めることの要望に対して、多くは「国が決めることだから」という姿勢があり、話は進展しませんでした。2月1日は和歌山市長に対して、2月2日は県知事に対して、同様の支援を求める要望書を提出したのですが、残念なことに進展はありませんでした。当時、既に飲食店の経営を続けることは困難に状況に陥っている段階であり「頼るところに頼らせて欲しい」というぐらい追い込まれていたのです。

飲食店の売り上げが20パーセントや30パーセント落ち込むと言うことは、利益が飛んでしまうことなので貯えを切り崩して営業を続けるという環境にありました。もちろん従業員の雇用を守ることや、お客さんが来てくれないとしても仕入れをして営業を継続するためです。多くのことを訴え続けましたが、飲食店の感触では「反応が乏しかった」ことは否めません。そんな苦しい時に協議を続けて何度も話し合ってきました。そんな経験を積んできたことから「苦しい時に対応してきた人達がひとつに固まることで、次の難局に備えよう」という意思を持つことが出来たのです。

「一人でやれることは限られています。多くの人に支えられてここにいるのです。国の言うことを聞くのではなくて、地元の人の意見や声を聞いて、大事に受け止めて行動してくれることが信頼なのです。後から言うことは簡単ですが、それでは何の役にも立たないのです」という話をしてくれました。

今後は同じ思いを持つ人がまとまって国や県、そして市町への要望や活動をしていくことも視野に入れています。