活動報告・レポート
2021年2月21日(日)
和歌山県を学ぶ学習会
HoneyGOLDライブ
HoneyGOLDライブ

ぶらくり丁でのHoneyGOLDの応援に行ってきました。ぶらくり丁を盛り上げようと、毎月、路上ライブを開催してくれています。今年からは食べ物や小物などの販売店も出展して賑やかな会場づくりをしています。京都から来てくれた演歌歌手の光春さんの応援ライブもあり、続けることで賑わいの輪が広がってきました。

さてHoneyGOLDはカバー曲とオリジナル曲を歌ってくれました。その中で「片桐章浩〜ひとつでも多くの幸せを〜」と「夢のお話し」は和歌山県とのご縁で誕生した曲です。先の曲は僕のために作詞作曲してくれたもので、後の曲は児童養護施設「こばと学園」でのミニライブがきっかけとなり生まれた曲です。

多くのライブのラスト「夢のお話し」を謳ってくれているように、グループにとっても特別な曲として扱ってくれています。何度、聴いてもこの曲から感動を与えてもらっています。HoneyGOLDが大切にしている、僕も大切にしている歌詞の一部を抜粋します。

上手くいかないこともある

臆病にだってなることもある(だけど)

あなたにしかできないこと きっと沢山あるから

言葉にできないほどの大きな

私の夢のお話しを(あなた)

だけに聞かせてあげるから

もっと近くにおいでよ

HoneyGOLDライブ

毎日のように、上手くいないことや臆病になること、不安になる時はたくさんあります。しかし、自分にしかできないことはきっとあると励ましてくれています。今日のライブでたくさんの元気をいただきました。

令和3年3月に、和歌山県を訪問してくれる大切なお客さん迎えるために大切な歓迎の曲の作詞と作曲を依頼しました。

和歌山県を学ぶ学習会

若手経営者の方、数人に集まっていただき学習会を開催しました。テーマは「和歌山県における企業誘致の考え方と取り組みについて」です。今年から来年、そして数年先の和歌山県をどう創り上げていくのかは多くの県民の方にとっての関心事項です。今回、若手経営者の皆さんから「和歌山県の将来について講義をして欲しい」と依頼を受けたので、日曜日の午後からの時間を学習会に充ててもらいました。現状に対して具体的に考えて動いている取り組みは次の通りです。

  1. 和歌山県は人口が減少しています。が、この先に未来はあるのか。
  2. 働く場所が少ないことに関して、もっと多くの企業誘致の必要性について
  3. 関西空港に近い立地を生かしたハイテク企業の誘致について
  4. 南紀白浜空港を関西の玄関口にすることについて。
    ビジネスジェットの格納庫を設置することで、世界からビジネスパーソン、世界的企業を迎え入れる空港にしたいと考えています。またエアタクシーも配置することで国内の移動も円滑にすることを目指します。
  5. 世界に誇れる和歌山県について
    和歌山県は日本の中心地に位置しています。歴史と文化、観光と医療などを組み合わせてお客さんを迎え入れることが出来る観光資源を有しています。そこにビジネスを組み合わせることでビジネスでの往来と世界企業の国内ビジネスの拠点となる滞在型の県になることができます。
  6. 日本について
    日本はアジアのリーダーになるべき国です。世界の中のアジア。そこでリーダーシップを取るべき国は日本です。そのためには、現在、相当欠けている国際的視点を持つことと世界レベルのスピード感を持つことが必要です。特に意思決定のスピードは遅いことが致命的で、スピード感を持った判断をすべきです。世界に視野を広げている和歌山県から始めたいと考えています。

途中から外国とリモート会議を併用しましたが、その中で和歌山県のことを次の言葉で表現してくれました。

「日本には2021年の語れる歴史があります。和歌山県はその2021年の全ての歴史に登場する稀有な県だと思います」という話です。

  • 神武天皇の東征から始まる国の誕生に関係していること。
  • 大和朝廷の時代の天皇の行幸の地であったこと。
  • 奈良時代から平安時代にかけての天皇や上皇の熊野詣の舞台であったこと。
  • 弘法大師が開祖した高野山があること。
  • 戦国時代では珍しい共和制を取っていた歴史があること。
  • 徳川御三家としての江戸時代の歴史があること。
  • 明治時代には近代化のモデルとなり、不平等条約を改正した陸奥宗光伯を輩出していること。

このように和歌山県は日本の歴史を語れる県なのです。外国人は「日本は2021年の歴史があること」であり「和歌山県はその歴史を語れて体験できる県であること」に価値を見出しているのです。

和歌山県が投資先として魅力的な理由の一つに、現在も継承されている優れた歴史があるのです。これは直ぐに作れるものではなく、作ることのできない本物であり、外国人はそこに価値を感じてくれているのです。

日本人が気づかない、和歌山県人も気づいていない価値があるのです。観光もそうですが、ここで仕事をすることの価値もあるということです。誇りと自信を持って和歌山県の発展のために取り組みたいと考えています。