活動報告・レポート
2021年2月14日(日)
国民文化祭
国民文化祭

闘病中のMさんと、ご家族の皆さんが事務所を訪ねてくれました。長く闘病中なので「事務所に来ても大丈夫ですか。僕から自宅を訪ねますよ」と伝えたのですが、「大丈夫です」ということなので事務所でお迎えしました。元気な姿を見せてくれたので、心から嬉しくなりました。

先の見通せない、本当に辛い毎日を過ごしてきたと思いますが、笑顔で話してくれたので「本当に凄い人だな」と思いました。Mさんの長い闘病生活は、もう4年ぐらいにも及ぶと思います。その間、多くの人に支えられてここまで辿り着けたと思いますが、それはMさんが多くの人に歌を通じて夢と希望を与えてきたからだと思います。素敵な歌声を聴かせてもらっている僕も、Mさんを応援している一人です。

歌声が消えてから数年が経過していますが、今もなお、歌への情熱と炎は燃えていることが分かります。「できるなら春に友人を招待したミニコンサートを行いたいと思います。コロナ禍でもあるので小規模でできたら良いなと思っています。そのためにレッスンを開始する予定にしています」という話を聞かせてもらいました。復帰したその次の目標は、今秋に開催される「紀の国わかやま文化祭2021」の「国民文化祭・わかやま2021」の舞台です。既に出演が決まっているので、そこに向かってレッスンを続けることを決意しています。その強い覚悟を聞かせてもらいました。

とても久しぶりでしたが元気な姿を見せてくれたので「変わっていないし元気なので安心しました」と話すと「片桐さんも変わっていないですね」と笑顔で応えてくれました。春のミニコンサートも応援に駆け付けたいと思いますし、秋の「国民文化祭・わかやま2021」にも応援に行きたいと思っています。

また息子さんとも久しぶりにお会いしました。以前によりも、更に立派に成長していたように感じました。息子さんはとても勉強家で、学生時代に環境問題の取り組みと子ども達への学習の支援のために南米の国に滞在していた経験があり、「その経験を生かした仕事をしたい」と思って地元和歌山県に戻ってくれています。

地球環境問題に強く、現在のわが国の環境問題の取り組みは「世界に遅れを取らないためにも必要なこと」だと話してくれました。若い人の意識は、確実に地球環境を守ることに向かっていますし、自分でできることから取り組みを始めています。話をしていて「この若い人の環境を守る行動と意識」を大切にしたいと考えていました。

そして「片桐さんの好きな中村天風さんの本を読んでいます。その一冊の本の表紙の帯に、片桐さんの推薦文が書かれていたので『凄い』と思いました」と話してくれました。以前、中村天風さんの著書を勧めたのですが、覚えて読んでくれていたのです。その本の初版の時の帯に推薦文を載せてくれたのですが、現在も同じ帯が巻かれていることを嬉しく思いました。

哲人と呼ばれた中村天風さんは心から尊敬する人物であり、その著書から学んだその精神をずっと大切にしています。哲人の著書の帯に僕の推薦文を載せてくれていることは、ささやかですが誇りだと思っています。

息子さんから、そんな大切にしている誇りを思い出させてくれました。ご家族で事務所を訪れてくれたことに感謝しています。

説明会

和歌山市内の若手経営者に対して、和歌山県の企業誘致の考え方について説明する機会をいただきました。「勉強する機会があれば嬉しいです」と言われていたこともあり、本日、考え方と取り組みの一端を説明しました。そして本格的な説明会を来週、開催することに決めて、数名の若手経営者に集まってもらうことにしました。これからの和歌山県の進むべき方向性について説明の機会を持てることを嬉しく思います。