活動報告・レポート
2021年2月8日(月)
企業誘致会議
企業誘致会議

和歌山県に企業を誘致するための会議を行いました。和歌山県では宇宙関連産業やハイテク企業の誘致を行っています。これらの産業に係る企業誘致は、和歌山県の将来を左右するものになります。何としてもこれらの企業の誘致を実現させるために活動を行っているところです。その途中経過と今後の取り組み方針についての会議で現状と方向性の確認を行い、次にすべきことに着手することにしました。

企業誘致に必要なものは、先方が希望する工業用地の確保は当然のこと、必要な電力と水が絶対の確保条件となります。電力と水を確保することが必要なインフラであり、企業誘致にとって重要な条件となります。しかも最近では「RE100」のエネルギーを確保していることが進出条件になっています。

既に発表されているように、福島県と政府は「RE100」に適したエネルギーによる工業団地を2030年度までに県内に造成し脱炭素化を進める企業を誘致する方針を打ち出しています。

和歌山県でも世界的企業を誘致するために「RE100」を打ち出すことも戦略として必要だと考えています。今日の会議でも進出を検討している相手から「和歌山県に進出すべき理由が欲しい。和歌山県に立地する場合の特長、強みを伝えて欲しい」と依頼がありました。

この点に関しては次のようなことが考えられます。

  1. 「RE100」の工業団地を用意していること。
  2. 豊富な電力と水が用意されていること。
  3. 工業団地内から廃棄物を外に持ち出さない循環型の工業団地であること。
  4. 地元が「世界的企業に何が何でも来て欲しい」という強い熱意を持っていること。
  5. 税制面での優遇や輸出時の課税面での特典などの経済特区を検討していること。
  6. 水素エネルギーや太陽エネルギーなどの拠点となり得る準備があること。
  7. 100パーセント「RE100」のエネルギーと環境負荷低減を実現することによって、新しい時代の日本スタンダードの工業団地を目指していること。
  8. シリコンバレイや深圳市、新竹科学工業園区などと同様、世界に発信できるハイテクタウンを目指す意思があること。
  9. 国際ビジネスに対応するため、県内空港にビジネスジェットやエアタクシーを備えていること。

ハイテク企業を誘致するためには、以上のような受け皿づくりが必要だと考えています。

何よりも「何としても和歌山県に来て欲しい」「和歌山県でお迎えしたい」という熱意を示す必要があります。熱意を伝えること。熱意を感じてもらうことが誘致の第一歩であり、最大の誠意になります。

コロナ禍にあって直接的な折衝や面談機会は限られていますが、その分、リモート会議などを活用して意思疎通に務めているところです。コロナ禍が治まってくると同時に、迅速に動ける、対応できるように態勢を整えておきたいと考えています。

企業誘致会議
  • 長年腰痛で困っていたNさんの相談を受けたので、今日、病院でお待ちしました。直ぐにMRIと検査、診察を行ってもらった結果、手術が必要だと診断されました。病院でNさんをお迎えした時「これは手術が必要になるかも」と思ったので、その話もしながら診察を待っていました。
    有り難いことに即座に手術日も決定したので安心できました。手術後は仕事に復帰できるようなので、早い回復をお祈りしています。
  • 就職活動中の大学3回生の相談に応じました。企業説明会もリモート会議、適正テストもリモートテストだそうで、「今年も就職活動は大変だ」と思っています。そんな学生の不安を少しでも取り除くための相談を受けています。厳しい状況にあっても、明るく希望を持って懸命に活動している学生を応援しています。