令和3年、2021年、新年おめでとうございます。輝かしい新しい年を迎えられたことを嬉しく思います。元旦の日はゆったりとした気持ちでスタートできます。一年の始まりの起点になる一日は、ゆったりとしたペースで始動しました。

元旦は恒例のお墓参りから始まりました。元旦の日を迎えられたこと、そして穏やかな日を迎えられていることに感謝の気持ちを伝えるためです。和歌浦で海のそばにあるお墓なので海風が吹き冷たい空気を感じながら、お花とお線香を添えました。小さい頃は「何故お墓参りをするのだろう」と思っていましたが、両親を亡くした後ははっきりと分かります。この世界に生んでくれたこと、育ててくれたこと、そしてこの瞬間に生を得ていること、その全てを生み出してくれた両親と先祖に感謝するためです。ずっと昔から命が受け継がれている奇跡を思い、奇跡の命を生み出してくれたことに感謝するばかりです。

お線香が燃えるのは一瞬であり、お花でさえきれいな状態でいるのは、約一週間ぐらいだと思います。感じることは、その短い時間の連続が生であり、きれいな状態を保ち続けるためには、時々、心を底に向けて時間と手間をかける必要があるのです。お墓参りの意味の一つに、その行為を怠らないように意識することがあると思います。

そして少しの会話によって心が安らぎます。このことを感じることが出来るお墓参りの習慣をつけてくれたことにも感謝しています。

今年丑年で僕は年男に当たります。そこで過去の丑年にあった出来事をインタ―ネットで検索してみると次のようなことものがありました。

• 1961年−アメリカの第35代大統領にジョン・F・ケネディが就任、「地球は青かった」の発言で有名なユーリイ・ガガーリン飛行士を乗せた宇宙船が地球一周に成功しました。日本では、坂本九さんの「上を向いて歩こう」が大ヒットしています。
• 1973年−オイルショックによる買い占め騒動が起きます。モノ不足が心配される中、大手コンビニエンスストアチェーンが1号店を出店。また、この年、国内出生数はピークを迎えています。
• 1985年−ゲームの「スーパーマリオブラザーズ」が発売され大ヒット、アメリカでは映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が公開されました。
• 1997年−世界初となる量産型ハイブリット車トヨタ・プリウスが発売。アメリカでは「タイタニック」が公開され、世界中で大ヒットしました。
• 2009年−国内では、衆院選で民主党が歴史的勝利をおさめた「政権交代」や「裁判員制度が開始」が大きな話題となりました。また、野球のイチロー選手と松井選手がメジャーリーグで大活躍しました。

以上のよう出来事がありました。誕生年の1961年、昭和36年はケネディ大統領が就任した年であり、ガガーリン宇宙飛行士が宇宙に行った年だったのです。これは生まれた年から宇宙に導かれていたのかもしれません。小さい頃に聴いた「上を向いて歩こう」がヒットした年だったことも知りました。

また丑年の性格をインターネットで調べてみました。

「丑年生まれの人については、『努力家でマイペース』ということがよくいわれます。牛が草を食べる時しっかりと反芻するように、何事もじっくりと考えて、納得がいくまではなかなか動き出しません。その代わり、いったん意思が決まると他人の意見に惑わされることなく自分のペースで突き進んでいきます。温厚な性格で頭の回転が良く、面倒見の良い人が多いので、リーダーとして頼られることも多いですが、天狗になったりすることもありません」ということです。

読んでみて丑年の性格は当たっているようにも思いますが、とにかく年男の一年を走りたいと思います。