活動報告・レポート
2020年12月20日(日)
陸奥宗光の功績を教育に活かす実行委員会
和歌山シャンソン協会

和歌山シャンソン協会主催のクリスマスコンサートに参加しました。参加者の皆さんが今年最終のシャンソンを歌い上げてくれました。出演者の皆さんは、ステージで歌と共に今年一年の思いを伝えてくれました。やはりコロナ禍の中、練習が不足したこと、計画していたステージ中止や延期になったことの悔しさと辛さ、そこから思い直したことなどを話してくれました。それぞれの思いを乗せたシャンソンを聴かせてもらいました。

心のこもった歌声は、クリスマスの季節に相応しいものになったと感じています。皆さんの取り組みを応援しています。

懇親会

お世話になっている団体の懇親会の案内をいただき参加しました。オーナーからは「今年はコロナ禍で大変な一年でした。お客さんとの触れ合いも少なくなるなど、これからどうしたら良いのか迷った一年でした。しかし皆さんのお陰で少しずつ持ち直してきています。来年もよろしくお願いします」と挨拶がありました。

僕からも「今年は2月13日に有田市で陽性患者が発生してから、ずっとコロナと戦い、また向かい合った一年でした。長期化している中、イベントやコンサート、懇親会などが中止決定されていますが、やはり直接お会いして話をすることが大事だと分かる一年でもありました。今回も感染症対策を取りながらの開催で、ご苦労をおかけしていますが、その分、みんなで懇親を深めて楽しみたいと思います。

また和歌山県議会は先週で終わりましたが、医療関係者への支援と感染症対策、そして事業者に方々への経済対策などの補正予算を可決して現下の状況に対応しているところです。暮らしを守るために県政を進めていますので、そこに加えてそれぞれが自己管理をしていただき、和歌山県の安全性を高めていきたいと思います。本日、皆さんとの懇親を楽しみたいと思います。よろしくお願いいたします」と挨拶をさせていただきました。

この団体での一年の締め括りの会となりました。

陸奥宗光の功績を教育に活かす実行委員会

「陸奥宗光の功績を教育に活かす実行委員会」の定例会に参加しました。令和2年の活動の実施結果を報告し、続いて令和3年の事業計画の協議を行いました。今年は日本書紀編纂1300年記念の年に相応しい学習会を開催できたと思います。10月25日の和歌山市での学習会を皮切りに、11月1日の「日本書紀編纂1300年記念講演会」を和歌山県と和歌山県青少年育成協会主催で、この会が共催して実施しました。其の後、那智勝浦町や串本町などでの学習会を順次開催し、故郷の偉人教育を小中学生に伝えてきました。

その後立谷会長から「神武天皇が投げた剣」の説明をしていただきました。白浜町にある太刀ケ谷人神社の由来を分かりやすく伝えてくれました。伊太祈曽神社の奥宮司がこの説明を聞いたことから、令和3年2月11日の建国記念日に、伊太祈曽神社で講演会を実施することになりました。早速、この楽しみな講演会を計画に組み入れました。

僕からは次の三点の報告をしました。

  1. 「和歌山記紀の旅」のホームページに太刀ケ谷神社と畠島を紹介していることを伝えました。これは令和2年9月県議会で取り上げたことで実現したものです。
  2. 産経新聞の産経抄で「陸奥宗光外務大臣」と「天然痘」のことが書かれた記事を紹介し、「私達の実施している学習会は時宣を得たものであることが分かります。残念なことは天然痘ワクチンをつくった偉人としてジェンナーが取り上げられていて、故郷の偉人である小山肆成のことを取り上げてもらえなかったことです。小山肆成は、日本で初の国産天然痘ワクチンの開発に成功した江戸時代の医師ですから、和歌山県の偉人として知っていて欲しかったと思います。
  3. 和歌山県誕生150年の記念式典に宮内庁に雅楽演奏を依頼したのですが、日程が合わずに断念したことを伝えました。
    皆さんからは「宮内庁の雅楽演奏が来てくれたら、和歌山県誕生の格が格段に上がったのですが残念です」という意見を聞かせてもらいました。

今年の会の活動は、順調で結果を残せたと考えています。令和3年は更に発展させたいと話し合いました。