一般質問は四日目、いよいよ最終日を迎えました。本日の午前10時から一人目として登壇いたしました。今年は2月、9月に続いて3回目の登壇となります。
そして一般質問をお聞きいただいた皆さんに感謝いたします。議場に来てくれた方、インターネット中継を見てくれた方からも、終了後に意見を聞かせていただきました。反応してもらえることは有難いことで、皆さんからの意見は次回につながる励みになるものです。
皆さんから意見や感想をいただきました。
「和歌山県高速道路の今後の展開や再生可能エネルギー推進のための条件整備などの考え方、ハイテク産業の誘致、中でも宇宙関連産業の誘致に向かう姿勢が感じられました」
「洋上風力発電や企業誘致など、県政が取り組むべき課題について知ることが出来ました。関心を持って県の動きを見ていきます」
「前回、来ることが出来なかったことを残念に思っていましたが、今回は来ることが出来ました。元気な姿を見て、また県政への提言を聞いて頼もしく思いました。是非、提言したことを実現させてください。期待しています」
以上のような、県政の課題や方向性を伝えられたことを嬉しく思います。
本会議で取り上げることで、県政の動向や政策提言の必要性を理解してもらえることがありますから、今日の質疑を行ったことの意義があったと感じています。
さて再度、記しますが、本日の質問項目は次の通りです。
- 「紀伊半島一周高速道路」と「有田〜南紀田辺間の4車線化」の早期実現について
- 道の駅での子育て応援の取り組みについて
- 洋上風力発電について
(1)導入を図ることについて
(2)ゾーニングマップが公表された後の取り組みについて
(3)「保全推奨エリア」の考え方について
(4)事業化に向けた促進区域指定について - ハイテク型の企業誘致について
昨夜、午後11時から約2時間、リモート会議に参加しました。参加したのは「The U.S.-Japan Space Partnership: A Shared, Evolving Mission(日米スペース・パートナーシップ)」で、米国東部標準時が12月10日の午前9時からの開始だったので、日本の開始時間が遅くなったのですがリモート会議を楽しみました。
今回、このご縁をつないでくれた方から、「今は新型コロナウイルス感染症の影響で現地交流は難しいのですが、ケネディスペースセンターと情報交換のきっかけになるようでしたら紹介いたします」と案内もいただきました。リモート会議は空間を超えて交流が図れるので、このようなご縁の機会は有り難いことです。これまで会議を開催する場合は現地に行くことが求められていたため、リモート会議は代替手段でした。しかし現在は、会議の機会を持たなくても、リモート会議として意思疎通を図ることが成立しています。コロナ禍が収まった後の時代でも、リモート会議は独立した情報交換とコミュニケーションの方法として利用されると感じます。
日米のように離れていてもリモート会議ができるのですから、この利便性を経験した人は元に戻れないと思います。尤も、外国とのリモート会議開催の場合、時差を考慮する必要がありますが、それを差し引いてもお互いが近づけるリモート会議は価値があると思います。
コロナ禍で社会は変わりつつありますが、会議のあり方ひとつ取っても、移動時間、コスト削減、利便性、外国とも比較的簡単に会議が出来るなどの観点から、国を超えて意思疎通を図ることに関して社会は変化していることを実感できています。