活動報告・レポート
2020年12月10日(木)
一般質問三日目
一般質問三日目

昨日、議長宛に一般質問の通告を行いました。一般質問の通告項目は次の通りです。

  1. 「紀伊半島一周高速道路」と「有田〜南紀田辺間の4車線化」の早期実現について
  2. 道の駅での子育て応援の取り組みについて
  3. 洋上風力発電について
    (1)導入を図ることについて
    (2)ゾーニングマップが公表された後の取り組みについて
    (3)「保全推奨エリア」の考え方について
    (4)事業化に向けた促進区域指定について
  4. ハイテク型の企業誘致について

大きく4項目で、そのうち「洋上風力発電について」は、更に4項目を質問することにしています。

各質問項目の主な考え方を以下に記します。

1.「紀伊半島一周高速道路」と「有田〜南紀田辺間の4車線化」の早期実現について

このことに関わった先輩議員、県職員さんを始め全ての皆さんの思いが実現に向かって動いています。紀伊半島一周高速道路実現に取り組んだ方々の思いを伝えるとともに、完成目途などを質すことにしています。

2.道の駅での子育て応援の取り組みについて

国では道の駅やサービスエリアに、子育て機能を充実させることを求めています。ところが和歌山県内の道の駅で子育て機能を持たせているところは少ないのが現状です。他府県よりも早く、その意識を持って設置に向けた取り組みをすべきだと考えているので、今後の取り組み方を質します。

3.洋上風力発電について

政府は2050年までにカーボンニュートラルを目指しています。そのためには再生可能エネルギーの導入拡大が不可欠となります。但し再生可能エネルギーの出力は化石燃料を使った発電方式と比較すると小さく、また全てを賄えることはありません。

そこで大型の発電方法が求められていますが、ニーズに合っているのが洋上風力発電だと考えています。ヨーロッパや中国と比較してわが国の導入は遅れていますが、四方を海に囲まれたわが国は適地性があります。しかも和歌山県が有している長い海岸は導入のための適地性があると思うので、導入に向けた考え方と、今後の取り組みについて質します。

4.ハイテク型の企業誘致について

企業誘致は和歌山県の最大の課題の一つです。特にハイテク産業は、強力に誘致すべき対象だと考えています。既に串本町で建設が始まっているロケット射場がありますから、その前後に関わる宇宙関連産業を誘致することは理に適っています。是非とも和歌山県への誘致を実現させたいので、県の考え方を質します。

また半導体、水素製造などのハイテク産業やデータセンターも誘致対象にすべきだと考えていますし、特に外国企業を誘致するための経済特区についても提言します。

一般質問の主な考え方は以上の通りです。

一般質問日は、令和2年12月11日、金曜日の午前10時からの予定です。皆さんの応援をお願いいたします。

フロリダ州からのメッセージ

先月、リモート会議で交流機会を持ち、またフロリダ州と和歌山県との友好25周年を記念したこと。そしてその後のメールでの交信によって、更に友好関係が深まったことを実感しています。そして今回、フロリダ州から嬉しいメッセージをいただきました。

その後もご健勝にてご活躍の事と嬉しく拝察致しております。現在、当方米国ではクリスマスに向かって慌ただしくなっております。

今日はハヤブサ2の帰還について、日本のユーチューブで実況(日本では夜中でしたが)を見ました。若い人達の大きな希望と誇りを感じました。片桐先生が25周年でお話しされた貴県でのロケット発射場の設置について考えながら見ておりました。

私はこうした分野は得意ではないのですが案内します。ペンサコーラ航空博物館には、フライトアカデミーと言って、世界で一つの青少年教育の施設があります。未来の飛行・宇宙関係に向かう若者を育てる、素晴らしい施設です。

米国も日本もコロナウイルス感染者対策に追われています。どうぞお気を付けてお過ごし下さいますように。

リモート会議で「フロリダ州と和歌山県は、今後、宇宙に関する新たな交流の可能性があります」と提言したことから、このメッセージにつながったものです。

加えて、今月開催される「日米スペース・パートナーシップ」の講演会の案内もいただきました。交流機会を持ち、情報発信することで物事は展開していきます。宇宙に関してフロリダ州との関係を築きたいと思います。