活動報告・レポート
2020年12月8日(火)
一般質問初日
一般質問初日

県議会では一般質問が始まりました。初日は県立高校の再編やコロナ禍における県の感染症対策などについて議論が交わされました。特に普通科高校再編は大きな問題なので、教育委員会が説明会を行っていますし、教育長から答弁でも生徒が減少していることや、地域にとって高校の存在の大きさなどを理解した姿勢を示していました。そのうえに立って再編を進めていく考えが示されました。この問題は文教委員会を中心に、この議会で議論が交わされることになると思います。

また新型コロナウイルス感染症対策として、PCR検査を受けられる医療機関は県内で317か所、ベッド数は約400床を確保していくとの答弁がありました。医療従事者の方々には大変なご苦労をお掛けしていますが、県政として可能な限りの支援を行い、困難を乗り越えていきたいと思います。

明日の二日目も4人の議員が登壇する予定です。

また僕の一般質問は四日目のため未だ確定ではありませんが、今日時点で次の4項目を予定しています。

  1. 「紀伊半島一周高速道路」と「有田〜南紀田辺間の4車線化」の早期実現について
  2. 道の駅での子育て応援の取り組みについて
  3. 洋上風力発電について
  4. ハイテク型の企業誘致について
原稿依頼

向陽高校東京地区同窓会長から、東京地区同窓会宛の原稿依頼をいただきました。その理由は、東京での新型コロナウイルス感染者数増加により、令和3年度の東京地区同窓会総会と懇親会の中止決定をしたためです。公式な場での和歌山県同窓会との交流機会がなくなるため、会員宛にメッセージを届けて欲しいということからのことです。

早速、原稿を作成して東京地区会長にメールしたところ、お礼の挨拶を頂戴しました。

早速の御手配に深く感謝しています。東京地区同窓会の皆様も、会長の挨拶文を見て、喜ぶでしょう。

和歌山県の現状、県立医科大学に薬学部ができるとは結構な話ですね。若い方が街を歩いているだけでも活性化に繋がるでしょう。

報道されている新型コロナウイルス感染者数をみて、和歌山県の増減を一喜一憂している程度の情報しかありませんので、今回の近況報告を含むメッセージ、ありがとうございます。

東京の同窓生の皆さんも、いつも故郷のことを気にかけて、また思ってくれていることを嬉しく思います。これからも今まで以上に、和歌山県の情報発信と同窓生同士の交流を続けたいと考えています。

高校教育

高校教育に関して話し合いを行いました。県教育委員会では、県立高校の普通科の再編を検討していますが、工業高校など専門科目の高校は維持する方針を示しています。技術者など専門職の人材の必要性は、各企業からの要望が強くなっています。県土を支える人材が不足していることは、県内企業からよく聞いています。「このままでは会社に技術者がいなくなる」「新規採用したいけれど人がいない」などの声を聞いているので、専門性の高い学校の必要性は増しているように感じています。

県内企業などでは、医療、福祉、建設、測量などの分野で活躍できる人材を求めています。更に、自動車や飛行機の整備できる技術者の必要性も高まっています。これからの人材を育成する学校は今後とも求められると考えています。

和歌山県内で、これらの分野の人材を育成できる教育機関を増やすことを話し合いました。