活動報告・レポート
2020年12月6日(日)
アンダルシアの夢・2020
アンダルシアの夢・2020
アンダルシアの夢・2020

「アンダルシアの夢・2020」を鑑賞してきました。これは森久美子先生のフラメンコアカデミア「ラ・ダンサアンダルシア」主催の研究生発表会です。今年はコロナ禍の下、練習時間が十分に確保できなかったことから、振り付けなどの時間が不足したので実現させることに苦労したと伺いました。舞台は共演ですから、個人の練習と共にチームでの練習が必要なので、演出も難しかったと思います。しかし見事な舞台を披露してくれました。

華やかで静かな、しかも情熱的なフラメンコを舞台で発表してくれました。研究生の皆さんの練習の成果であり、指導した先生の熱意が実ったものだと感じています。熱意を感じる言葉や行動、そして踊りも含めて接する人や観る人を動かす力となります。先生が今回の舞台で目指している「希望の灯り」になったと思います。

この背景には先生の「医療従事者の皆様や苦境に立ち向かっている皆様のお陰と、日々感謝の気持ちでいっぱいです」のメッセージにある気持ちが、会場全体に伝わったと思います。

アンダルシアの夢・2020

皆さんの演じるフラメンコは、私達の心に元気と希望を与えてくれました。それは医療関係者の皆さんが新型コロナウイルス感染症に立ち向かってくれているように、福祉保健行政が直接的、或いは間接的に支援しているように、また社会を支えている皆さんが困難に立ち向かっているように、フラメンコも困難に立ち向かう希望を灯してくれたと思います。そのメッセージをしっかりと受け取ることができました。

12月にこの舞台を実現させたことが凄いことで、実現に向けた関係者の思いと取り組みは、確実に伝わっています。これが芸術の力であり、実現させようと取り組んできた皆さんの熱意の力だと感じています。

素晴らしいフラメンコを鑑賞させていただき、ありがとうございます。

クリスマスコンサート
クリスマスコンサート

今年もFプロジェクト主催のクリスマスコンサートが開催されました。コロナ禍の中での開催のため感染症対策に取り組むとともに、人数を絞っての開催となりました。今年は静かに音楽を楽しむ機会は少なかったと思います。大規模なイベントやコンサートなどは中止となり、少し沈んだ空気がありましたが、それに負けないように開催してくれたように思います。

さてコンサートの冒頭、あいさつの機会をいただきました。

皆さん、こんばんは。今年もFプロジェクト主催のクリスマスコンサートが開催されたことを嬉しく思います。多くのイベントが中止されましたが、主催者が安全対策を実施したうえで、「皆さんにコンサートを楽しんで欲しい」と願って実現したものと思いますから、このコンサートを楽しみたいと思います。

さて和歌山県で最初に要請患者が発生したのは2月13日のことでした。その日は市内で懇談会をしていたのですが、突然の電話で「有田市で陽性患者が発生した」と情報が入り、直ぐ懇談会を解散して走ったことを覚えています。あの時は、年末まで感染者が増加し続けることになるとは思っていませんでした。それから半年余りが経過して、予想以上の社会環境になっています。社会のあり方、行動様式が変わったように思いますが、人が音楽を楽しむことに変わりはありません。

音楽は希望を与えてくれるもの、励ましてくれるもの、そして思いに浸らせてくれるものであります。クリスマスまで時間はありますが、このひと時を皆さんと一緒に音楽で楽しみたいと思います。昨年は昭和の歌の演奏もありましたが、今年はどんな挑戦をしてくれるのか楽しみにしています。

最後になります。県議会は現在開会中です。これまでも新型コロナウイルス感染症対策を講じてきましたし、この議会でも引き続いての対策と補正予算を組んで対応しています。皆さんに安心してもらえる県勢に務めていますので、そのことを報告させていただきます。本日は最後まで楽しみ、元気をもらって新しい年に向かいたいと思います。ありがとうございます。

今年の奏者の挑戦は、演奏者の三人がピアノ、ベース、サックスをそれぞれが演奏することでした。主たる楽器以外の演奏に挑戦する。簡単なようで簡単ではないことをやり遂げた奏者に拍手を贈りました。毎年のことですが、このクリスマスコンサートを聴くと年末が近づいてきたことを感じます。季節を感じさせてくれたコンサートに感謝しています。

さくらサーカス

和歌山市に「さくらサーカス」が公演に来てくれています。先輩議員から「さくらサーカスが和歌山市に行っていると思います。是非、応援してあげて欲しい。私も地元で開催した時に応援に行ってきました。彼らは世界的なレベルにあり、実際に観ると感動しますよ。私も数回、行きましたが、何度鑑賞しても感動して楽しいですよ。ただコロナ禍なので、私の地元では最初、お客さんの入りが少なかったのです。でも終盤になって行くにつれて『とても良い』という評判が立って満員になりました。和歌山市も満員にしてあげて欲しいのです」と話をいただきました。

先輩議員からチラシをもらうと、確かに和歌山市で公演していました。せっかく、世界レベルのサーカスが公演してくれているのですから、多くの方に鑑賞してもらいたいと思います。

和歌山市公演は令和3年1月31日までです。皆さんの応援をお願いいたします。