活動報告・レポート
2020年12月3日(木)
ご縁をいただいた方との懇談
ご縁をいただいた方との懇談

マンションやビル管理の会社の経営者の家族の方々と懇談する機会をいただきました。ご縁を結んでいただいたことから、この機会が実現したものです。業界の苦労話や経営に関わる話しを興味深く聞かせてもらいました。

一方だけが「お願いする」関係ではなく、両方が「お願いできる」関係でいることが大事なことです。ところが紹介してもらったことを良いことに、「お願いできる関係」がよいご縁だと思っているような勘違いしている人が多いのです。一方的に「お願いをする」ことが関係だと思っている人との関係は良いご縁ではありません。「お願い」した限り「お願いされる」ぐらいの人になる必要があります。「お願いした」人から「お願いされない」ような人は、ご縁を長く続かせることはできません。良いご縁とは、両方ともに「お願いできる」関係であるべきです。

もし一方的に「お願いをする」のであれば、恩返し、お礼の気持ちを伝えるぐらいのことはすべきです。それもしないようなら、やがて関係は薄れていきます。

多くの人は意識していませんが「期限の利益」を得ていることを忘れてはなりません。

例えば、支払い期限を延長してもらうなど、支払いを待ってもらったこと。支払いを延期してもらったということは、その間、そのお金を活用できるので利益を得ています。

人からお金を借りたこと。借りている間、相手は使えるお金を使えない状態でいるので利益を失っています。その分、こちらが利益を得ているのです。

申請手続きを短縮してもらったこと。もし申請から許可まで半年かかるものが一か月で許可されたとしたら、5ヵ月分の利益を得ているのです。半年後に事業をスタートさせるべきものが一か月後に事業を始めることができるのですから。

ところが多くの人は、期限の利益を得ていることに気づかないのです。ですから恩に感じていませんし、うまく進んだ場合、受けたご恩を忘れてしまっているのです。

しかし期限の利益を忘れて不義理をしている人は行き詰ります。期限の利益を意識しておきたいものです。

継続することは力になり信用になります。それほど継続することは簡単なようで、とても難しいのです。一つのことを継続している人が信用されるのは、それが簡単ではないことを知っているからです。継続するために必要なことは、周囲から信頼を得ること、誠実なこと、急がないこと、時期が到来するまで待つこと、無理をしないことなどが必要です。継続することも意識したいものです。

良い意見交換をすることができました。ご縁をいただいたことに感謝しています。

中国の現状

中国の現状とビジネス動向に関して意見交換を行いました。台湾もそうですが中国もハイテク産業で世界をリードしています。その技術力は高く、世界的企業を輩出しています。特にAI、電子決済、ビッグデータ構築のしくみ、システム設計、暗号通貨のマイニングを始めとする近年の技術力は世界トップレベルだと思います。

現状を把握して対応を考えることが必要ですが、その現状が分かっていないことが後れを取ることにつながります。1980年代の「Japan as No.1」の時代は40年近くも前のことです。大げさに言えば、当時の人はその幻想を抱えているので、現状を理解できないように感じます。

政治と経済の流れは異なりますから、ビジネスにおいて技術やシステムは連携を図ることが得策だと思います。

今日はそれ以外にも、健康管理システムやECサイトと決済システム、それに加えて来年以降に起きることに関して話し合いました。

時々、最新の外国事情を知ることは大事なことだと思います。その機会を得られることに感謝しています。

その他
  • 廃プラスチックの処理問題への対応について協議しました。世界的問題であり解決すべき課題だと認識したうえで対応を検討しています。
  • 2050年のカーボンニュートラルに向けた動きについて意見交換を行いました。その中での再生可能エネルギーの位置づけの重要性を認識しています。