活動報告・レポート
2020年12月2日(水)
一般質問準備
一般質問準備

本日も昨日に引き続いて、一般質問に関する打ち合わせなどの準備を行いました。質問項目を含めて検討しているところですが、県政の課題について議論を交わしています。その中から取り組みの現状が分かってきますし、方向性を見出すことができてきます。

現場は大事ですし、結果を導くための議論も大事なことです。責任者、責任箇所が今後の方針を示すことで現場は動き始めるからです。打ち出す方針は議論を尽くしたうえで決定することは言うまでもありません。議論なき方針であれば人も組織もついてきませんし、社会の支持も得られません。

県政は過去からの積み重ねがあって成り立っているものであり、その上に社会環境や現状を踏まえた対策を積み重ねることで、県政は過去からの継続性を維持しながら新しい政策を積み重ねることができるのです。

いきなり全く新しいことが発生することは稀なことですし、全く課題になっていないことが惹起することも稀なことだと感じます。議論を交わすことでこれまでの継続性を確認しながら、この県政への提言がこれから向かうべき道なのかを模索することができます。

一人よりも二人、二人よりも三人で議論することが、これから先、良い方向に向かわせることにつながると思います。

本日は主に、「紀伊半島一周高速道路」と「有田〜南紀田辺間の4車線化について」の話し合いを行いました。今日も帰りは暗くなっていました。

徳を積むこと

和歌山市内の事業家の方と懇談する時間をいただきました。コロナ禍にあって「仲間の事業も軒並み売り上げが下がっています」という話がありました。その中で、まだ売り上げが落ちることを最小限に抑えて維持している人もいるようです。その方たちに共通していることは「徳を積んでいること」だと言うことです。

先週も経営者から「徳を積み重ねること」の話を聞かせてもらいましたが、ここでも同じ話になったのは偶然ではないと思います。事業活動を通じて利益を得るのと同時に、徳を積むことを思っている方は、会社を維持できているようです。もちろん、このことが全てではないと思いますが、私たちの行動の規範として役立つ話だと思います。徳が大事だと思う人も、思わない人もいると思いますが、困難に立ち向かえている人達の共通の話を聞くと「参考になる」と役立てることが大事だと思います。

また依頼のあった相談に基づいた案件をYさんにお願いをしたところ、二人とも快く応えてくれました。「片桐さんにはお世話になっているので、私にできることは全てやります。このことは直ぐに対応します」と言って、依頼してから1時間後に実現してくれました。

電話をした時、Yさんは仕事の途中でしたが「今から戻ります」と言って、こちらに向かってくれました。会った時に感謝の気持ちを伝えると「ちょうど、予定していた要件を終えたので大丈夫です」と伝えてくれました。これは余計な気配りをしないように思っての言葉だと思っています。

続けてTさんに対しても依頼事項に基づいたお願いをしたところ、仕事中にも関わらず「少し待ってください。直ぐに話をしますから」と言って、仕事よりも優先して対応してくれました。「こんなに早く答えを出してくれて、ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えると「日頃からお世話になっているので当たり前のことです。私は片桐さんの立場を理解していますから、極力、良い方向に進めたいと思います」と話してくれました。

お二方とも、最大の気持ちを伝えてくれたことに感謝するばかりです。こんな方々に囲まれていることを嬉しく思いますし、周囲の皆さんに感謝の気持ちでいっぱいになります。

先に話のあった「徳を積み重ねること」とは人と会うこと。人のお願いを親身になって対応することなどによって得られるものだと思います。お互いに徳を積み重ねることができる関係でいられることを嬉しく思います。