令和2年7月にオープンしたばかりの女性専用の障がい者デイサービス施設を訪ねました。
開設したのは知人ですが、以前から「障がい者のデイサービスを開設したい」と聞いていたのですが、夏にオープンしていたことを知りました。連絡したところ「新型コロナウイルス感染症のため開所式などは実施しませんでした」ということでした。オープンを知ったので連絡を取り、早速、行ってきました。
既に数名の方が入居していて「毎日、勉強です」と言いながら、夢が実現したことで楽しそうな表情で話してくれました。現在、感染症対策を万全にしながら、入居者とのコミュニケーションに傾注しているところです。スタッフと入居者との関係構築のため「やはり日常からのコミュニケーションが大事だと思うので、時間をかけて会話に務めています」と話してくれました。
立ちあがったばかりですが、入居希望の問い合わせも来ているので、直ぐに部屋は埋まってしまいそうです。「自分がやりたいことを実施できています」と話してくれたように、障がい者福祉に務めてくれている皆さんの取り組みを頼もしく思っています。
企業誘致に関して協議を行いました。和歌山県政の重要な課題のひとつに企業誘致があります。人口を増やすこと、雇用を確保すること、県内の経済対策などの観点から企業誘致に務めています。今更言うまでもないことですが、和歌山市内の工業用地は関西空港に近いこと。高速道路網が整備されていること。南紀白浜空港があることなどから、地域特性に応じた企業誘致を進めています。個人的な見解が入っていますが、例えばハイテク産業、宇宙産業、データセンター、エネルギー産業などを誘致することが和歌山県にとって必要なことだと考えています。
そんな観点で和歌山県としての企業誘致の考えを伝えていますし、和歌山県を選択してくれるための条件を整えています。
リモートでの勉強会に参加しました。今春以降、リモート会議が増えていますが、慣れたような、慣れないような感じがします。慣れない点として、相手の反応がダイレクトに分からないので、こちらの発言が肯定されているのか受け入れられていないのか、分かりにくいことがあげられます。そのため、今の話題を続けて良いものか、違う話題に転換する方が良いのかを迷うことがあります。反応が乏しい場面で話を続けることは「難しいなぁ」と感じています。
でも某ビジネスパーソンは次のような意見を述べてくれました。
昨年は主に東京へ何度も行って、企画を決めるために会議や打ち合わせをしていました。ところが今春以降はリモート会議が中心になったので、東京まで打ち合わせに行く必要がなくなりました。でも行かないで決められないことはないことが分かりました。資料は自宅で作成できますし、資料はメールに添付しておいてリモート会議で話し合いをすることで決めることができています。今までの出張は何だったのだろうと思っています。
会議のための移動時間は不要になりましたし、経費も削減できています。今では、ある程度のことまではリモート会議で要件を足すのではないかと思っています。新型コロナウイルス感染症の影響によって、私達の仕事のあり方は確実に変わりました。
というものです。
リモート会議に慣れたことから、そこで決められることが多くなっているようです。これは効率化に資することからメリットがあると思います。今までの「あり方」が変わってきている、リモート会議で実感できることがあります。
ただあくまでも、それまでに顔を合わせたことのある人同士での場合においてリモート会議は成り立つと思います。一度も会ったことのない人とのリモート会議は、意思疎通を図るうえで難しいと思います。リモート会議は万能ではなくケースによって使い方が違ってくるので、メンバーや企画内容によって使い分けたいと思います。