障がい者施設の皆さんと懇談しました。お仕事の尊さと大変さは分かっているつもりでしたが、現場の状況を聞かせてもらい、改めて大変なお仕事であるけれど、スタッフにとってやりがいのあるものだと感じました。
「大変だけれどもあの子達が入居した時よりも成長していると実感できることが嬉しい」などの感想を聞かせてくれました。
入居者であるその一人の生活を過ごす覚悟を持ち、出来るだけ安心できる住環境を創り出そうとしていること。人への尊厳を持って接していることなど、スタッフの方々も関わることで成長を遂げていることが分かる感想です。
そして「将来とも入居している人達と関わっていく覚悟が必要です。私達がお世話をしなければ、みんなの将来が心配になります。家族のようなものです」という話も聞かせてもらい、この仕事への責任感を感じ取ることが出来ました。そして目指しているところは「少しでも障がいの区分が軽くなることを目指しています。それが皆さんのためですし、家族の方々も望んでいると思いますから」と、最後も笑顔で話してくれました。
日常の中では、辛いことや苦しいこと、悩むこともたくさんあるようですが、それでも「この仕事をやり遂げたい」と思う気持ちが伝わってきました。優れた精神力で障がい者福祉の仕事に誇りを持ち、立ち向かっている姿勢に感動しました。話を聞くことやアドバイスをおくることで、少しでも支えることができているなら嬉しいことです。
懇談を終えた後、「今から少し眠ります」と話してくれように、この仕事には夜勤もあり宿直もありますから、夜勤明けの貴重な時間を懇談の時間に充ててくれたことに感謝しています。
飲食店の経営者から要望がありました。
新型コロナウイルス感染症が第三波で拡大していることから年末の忘年会の予約取り消しが増えてきました。これは自己防衛のため仕方ないことですが、飲食店にとって厳しい年末になります。現状でも人出が少ないので、一番のシーズンである年末にお客さんが減少することは、この先への不安感が増しています。「この先経営して行けるのだろうか」「こんな状況で年末を乗り越えられるのだろうか」と思います。
県知事にはこの飲食店のおかれた現状からくる不安な気持ちを分かっていただきたいと思います。無理だと分かっていますが、一度でもいいので現地を訪れていただきお客さんのいない街の現状を感じ取って欲しいと思います。こんな厳しい環境の下、お店をやっていることを知って欲しいと思います。このままだと自助の取り組みでは現状を打開できないので、大阪府のように午後9時までの営業時間にする制限を設けていただき、支援することも考えて欲しいと思います。
という意見です。
第三波が到来している中、年末に向けてますます街は厳しい環境に突入していくと認識しています。県政でできることはないものか考えます。
- 令和2年の第一回バイオ振興検討会会議に出席しました。和歌山県の農業政策と今後についての説明を聞かせてもらいました。
- 家庭用太陽光発電の取り扱いについての問い合わせがあり対応しました。売電開始から10年が経過すると、それまでの優位な買取価格設定がなくなります。法律に戻づくこの制度を説明しました。
- 明日の那智勝浦町立の中学校での故郷教育に関して打ち合わせを行いました。授業で生徒に伝えたいことをまとめています。