活動報告・レポート
2020年11月9日(月)
会長の言葉
会長の言葉

経営者として50年以上現役で活躍している会長が事務所を訪ねてくれました。これまでも可愛がってもらっていますが、会う度に人生訓を与えてくれます。中でも殊の外、嬉しい言葉があります。それは「片桐さんの紹介してくれる人なら信頼できる人や。片桐さんの信頼であなたと話をするから」という言葉です。会長からすると若輩者の僕のことを信頼してくれていることを心から嬉しく思います。

今日も「会長を紹介してくれませんか」と以前から依頼があったので、一人の方を紹介したのですが、同じ言葉を相手に伝えてくれました。

「片桐さんの紹介だから会いに来ました。あなたの話を聞いたので、できる限りの応援はします。片桐さんの顔やで。応援のやり方は片桐さんと改めて相談するから」と言ってくれたのです。

これだけ信頼してくれているなら期待に応えるのが人であり、おつきあいさせてもらっていることを心から嬉しく思います。そして信頼関係を築けてきたことを誇りに思いますし、この先も信頼できる関係を保ち続けたいと思うばかりです。

今日、紹介したご縁がつながることを期待して懇談を終えました。とても気持ちの良い言葉を伝えてもらったことに感謝しています。

企業誘致

企業誘致に関して関係箇所と協議を行いました。和歌山県にとって大きな課題は、働く場所の確保と雇用です。働く場所=企業誘致であり、人口の社会減が続いている和歌山県にとって企業誘致は、県政における最大の課題の一つです。

ただ企業誘致は難しく、百社と交渉して一社でも誘致があれば良い方です。これまでの多くの企業と協議をした経験がありますが、立地してもらうことは本当に難しいことだと痛感しています。なので慎重に進めながらもスピードが必要なのです。企業は立地への投資の判断が、将来の売り上げや収支に直結することから「できるできない」のスピードを大事にしています。誘致する側としては、スピード感を持って対応しようとしているのですが、民間企業との温度差があるのは事実だと思います。

スピードの壁を乗り越えて行けるよう、お互いに協議した内容を資料としてまとめているところです。何故なら、協議したこと、検討課題になっていること、次回までに解決すべきことなどは、議事録や資料としてまとめておくことで話し合いが前進するからです。協議した時のメモがない、議事録がないことには、話は前に進むことはありません。

ひとつずつ積み重ねていくことが受け入れる側にとっての企業誘致、検討する側にとっての企業進出への道となります。

協議が進むにつれて関係する人が増えていきますが、慎重に、かつスピードを意識しながら話し合いを進めていくことにしています。

繰り返しますが、和歌山県にとって企業誘致はやり遂げるべき課題であり、将来を左右する県政の課題だと考えています。和歌山県が全国にアッと言わせるような可能性を信じて協議を進めているところです。

その他
  • 事業継続給付金の状況について確認しました。同給付金は8月末で既に締め切っていますが、多くの事業者からの申請をいただいています。年末までに納品または竣工したうえで支払いを終えて、和歌山県に請求が必要となります。申請された事業者の皆さんには、時期を誤らないようにしてください。申請者に対する予算は確保できています。
  • 期限が迫っているPCBの処理に関して話し合いました。法律によると、令和3年3月31日までに保管しているPCBを処理することが求められています。県内にもまだ多くのPCBが処理できないで残っているので、保管者には早期対応をお願いしたいところです。