「片桐章浩を応援する会」の初代会長がお亡くなりになって5年が経過しました。ご家族の方から「5周年追慕の会」を開催する案内を頂戴していたので出席させていただき感謝の言葉を伝えました。
感謝の言葉
あなたがお亡くなりになって5年目を迎えています。同じ季節ですが、もう会長がいなくなって5回目の冬の到来が近づいていきました。5年前のあの日、夕食時は元気だったのに、朝、起きて来ないので部屋に行ったところ、「布団でお亡くなりなっていた」と突然の悲報を聞いた時は、「嘘でしょう」と信じられずに、その朝、直ぐに自宅をお邪魔したことを覚えています。
その悲報が事実だと知った時も信じられませんでしたが、奥様から「この世の役割を終えて、天国で次の役割を与えられていると思います」と聞いて、少し気持ちが落ち着いたことも覚えています。
奥様を通じて会ったのは今から10年以上前のことになります。真面目で実直な方だという印象でしたが、会長の話し方や行動に接していると、何年経っても第一印象は変わらないままでした。
ある時「片桐さんを応援するための後援会を作ろうと思っているけれど、発足させてもいいですか」という主旨の話をいただきました。僕は「とても嬉しい話です。お願いいたします」と応じて後援会が発足しました。
それが今日に続く「片桐章浩を応援する会」です。この会もう8年以上も活動を続けています。通常、任意の組織を作っても、名前だけでほとんど活動していない会が多いのですが、この会は全く違います。
毎月、県議会報告会を行っていて、10月の時点で90回目を数えています。その他にも毎年、春と秋の二度、竈山神社の清掃活動を続けています。毎回、私達メンバーは神社の清掃は骨が折れますが、境内が美しくなると心も美しなるように感じ、このボランティアの機会も楽しみにしています。
初代会長として、今に続いている素晴らしい組織を作ってくれました。その後、会長の意思は奥様である二代目会長が引き継いでくれているので安心して下さい。
こちらの報告は以上ですが、会長のことですから、天国の世界でも真面目に、実直にその役割を担ってくれていると思います。真面目だけれども、話をする時はとても人懐っこい笑顔を見せてくれたように、今も同じ笑顔でいてくれると思います。
こちらは寂しい思いを抱えながら、みんな元気にしっかりと活動しています。後援会のメンバーも今年初頭から元気で活動しています。もしかしたら、新型コロナウイルス感染症から私達を守ってくれていたのかも知れません。
これからも天国から私達を見守り続けて欲しいと思います。ありがとうございます。
令和2年11月7日 和歌山県議会議員 片桐章浩
今日の5周年追慕に際して、心からお礼申し上げます。
障がい者福祉施設で開催された「人権研修会」に職員さんと共に参加しました。今回、この研修会に際して、お世話になっている方に講師をお願いしたことから、一緒に聞かせてもらったものです。この研修会でも多くの気づきと学びがありました。参加して良かったと感じています。
人にとって必要なことは次のことです。人の役に立つこと。人から愛されること。そして人に褒められることです。人は他人からの行為にこれらのことを求めているのです。
ですから、役に立たない存在だと言われること。愛されないこと。批判されることを繰り返されると、人の心は閉じ込められてしまいます。人との関係において気をつけておきたいことです。
接する人との関係においては、労りの心と優しさを持って「わくわく感」のある言葉を使いたいものです。
そのためには人を信頼することが必要です。人を信頼することは難しいことですが、信頼とは、「信じることと頼ること」なので、不安に思わずに頼ってしまうと信じられると思います。ただ人は毎日のリズムが一定ではないので、リズムが合わない時に心に背くような話をすることで行き違いになることがあります。リズム、つまり人の気分は表面からは分からないので、気づいてあげられることが大事になります。難しいことですが、機嫌が悪いのはその人の様子を感じることで気づきます。機嫌が悪い時に、優しい言葉を伝えることがでたら、気持ちが救われますから、その人の様子を感じ取れることが、優しさにおいて大事なことです。
最も重要なコミュニケーションは「距離感」です。好きな人とは距離感を近づけたいと思いますし、嫌な人とは距離感を取りたくなります。できれば距離感が大事であることを意識して人との関係を構築したいものです。何よりも素直で正直であることがコミュニケーションにおいて必要なことです。
大事な話が続きます。「人は自分の行動を相手から言われることが嫌なこと」だということです。人から自分の行動を指摘されること、注意されること、批判されることは気分の悪いことなのです。人の行動に行き過ぎた言葉で注意をすること、批判することは避けることです。
人は言葉の表面に反応してしまいます。しかし本当は、相手の気持ちを汲み取ることが大事なことなのです。表面に反応するということは、犬を見て「あの犬、噛まないかな」と言葉にした人がいるとします。自分が言葉に反応して「噛まないよ」と答えてしまうと、相手は「噛むよ」と反論することになります。これが言葉の表面への反応です。
その人がその犬が「噛まないかな」と言ったのは、「犬が怖い」という内心があるからです。ですから「噛まないかな」と聞かれた時は「犬が怖いんだね」と答えると、相手は「犬が怖いのです」と内心を話してくれることになります。相手の気持ちを汲み取るとは言葉を解読する力が必要だということです。人は訓練によってその能力を身につけることができます。
全てではありませんが、以上のような気付きと学びがありました。講師の先生と一緒に受講した皆さんに感謝しています。
フロリダ州の方々とのリモート会議に出席しました。開始時間は土曜日の午後10時からでしたが、フロリダ州では時差があるので日曜日の午前8時からの会議となっていました。フロリダ州と和歌山県は、オレンジ・パートナーシップ協定を締結しているように友好関係にあります。
今回、州県間の民間でのリモート会議は更に友好関係の強化につなげていくことを目指したものです。
次回の開催は来週、金曜日の日本時間では午後10時から、フロリダ時間では土曜日の午前8時からを予定しています。
今日と同じメンバーでリモート会議を行う予定です。挨拶は英語なので普段と違う頭を使ったので無事に終えることができてホッとしています。