和歌山シャンソン協会主催の「パリの風に寄せて」コンサートが開催されました。これは毎年、4月に開催しているコンサートですが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響で今日に延期しました。出演者の皆さんはこの日に向けて練習をしてきた、その思いが伝わってきました。
それは「今年も舞台に立って皆さんにシャンソンを届けたい」というシャンソンを愛する思いです。開会にあたって挨拶をさせていただきました。
こんにちは。本日は「パリの風に寄せて」シャンソンコンサートに、ようこそお越しいただきました。和歌山シャンソン協会を代表してお礼申し上げます。ありがとうございます。
今年は当初、4月29日に開演することを予定していましたが、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、今日に延期することになりました。秋に開催できるのだろうかと思いながら、出演者の皆さんは練習を続けてきました。その成果を届けさせていただきますので、どうかお楽しみいただきたいと思います。
今回のプログラム構成は第一部で秋を感じさせてくれるシャンソンを、第二部では懐かしい昭和の歌をお届けします。これまでは春の香りを感じるシャンソンを聴いていただいてきましたが、今回は秋の気配を感じるシャンソンをお楽しみいただきたいと思います。和歌山シャンソン協会のこのコンサートは僕の知る限り、4月開催で秋の開催は初めてだと思います。これまでと違ったシャンソンを聴いていただけると思います。続いての第二部では、昭和の歌によって時代を遡って欲しいと思います。
そして指導してくれている橋本先生は、自宅のある八戸市、教室のある大阪、和歌山を行き来してくれました。新型コロナウイルスの影響のある中、移動だけでも大変だったと思いますが、今回も素晴らしい演出をしてくれています。
秋が深まっている今日のひと時を、皆さんと一緒にシャンソンで楽しみたいと思います。最後までゆっくりとお過ごしいただけますようお願いいたします。本日のご来場、誠にありがとうございます。
挨拶に引き続き「パリの風に寄せて」が開演しました。出演者の皆さんの「コロナに負けないで楽しもう」という気持ちが伝わってきました。みんなの思いが歌にのっていたように感じます。
出演者の一人に93歳の方がいました。インタビューに「今年で満93歳です。白寿で舞台に立つことを目標にしています。これから6年は歌いますのでお願いいたします」と応えていました。年齢に関係なく歌い続けている姿勢に感動しました。歌い終えた後、この出演者の方と話をしました。
「素晴らしかったです。99歳になっても歌い続けましょうね。応援しています」と伝えると、「片桐さん、ありがとう。片桐さんのホームページを見ていますよ。活動している内容も読んでいます。頑張って下さいね」と答えてくれました。これは嬉しい言葉でした。激励の言葉を伝えたところが、逆に激励を受けました。これからも和歌山シャンソン協会の活動を応援します。
そして第二部の昭和の歌は懐かしく思いました。「秋桜」「なごり雪」「時代」などの皆さんの歌は心に届きました。
秋の開催となった「パリの風に寄せて」コンサートは無事に終えました。出演者の皆さん、来場してくれたお客さん、応援してくれている皆さん、ありがとうございます。
- 和歌山市観光協会と観光行政について協議を行いました。今年は新型コロナウイルス感染症の影響で観光客は減少していますが、和歌山城や友ケ島の様子を聞かせてもらいました。
- 再生可能エネルギーに関して協議を行いました。和歌山県では地球環境保全の観点から再生可能エネルギーを推進しています。勿論、地元の同意があってのことですが、風力発電やバイオマス発電などを進めていきたいと考えています。
- 令和2年11月1日に開催予定の「日本書紀編纂1300年」記念講演会の打ち合わせを行いました。準備を終えて、明後日の開催が楽しみです。