和歌山市内のメガソーラーを考える会が訪ねてくれたので懇談を行いました。昨今、各地で巨大災害が発生していますが、全ての人は平穏で安全な暮らしを求めています。住宅地の背後の山にメガソーラーの計画が出てきた場合、台風や大雨などの影響を受けることに不安を感じている皆さんが「考える会」を再結成したので挨拶に来てくれました。
これまでと異なるのは、メガソーラーの問題を考えようとする人と地域が増えたことです。地元以外に周辺自治会の方も不安を感じていることから、この会が地元以外にも拡大しているのです。それは事業者からの地元説明が不十分であること、説明を求めても丁寧に対応してくれないことなどに起因しています。
大規模事業になれば地元との共生が求められます。地元と話し合い、より地域が安全で安心できる街になるよう事業者が協力することで事業への理解が得られると思いますが、話を伺うとそうなっていないようです。
現在、地元を始めとする皆さんからの質問に対する正式な回答を待っている状況なので、審査が始まるまでには、まだまだ時間を要することになります。そこで現状を認識したうえで、今後の活動について話し合いを行いました。この計画への疑問や不安があれば、更に質問状を提出して回答を求めることを考えています。
先週、議員団会議役員会で和歌山県の動向についての報告をしましたが、参加できなかった方にその内容を伝えました。和歌山県で取り組んでいる主な事業は次の通りです。
- 串本町での民間ロケット射場建設。
- 南紀白浜空港の国際線ターミナル建設。
- 統合型リゾートへの立候補の準備。
- 和歌山市内に4つの大学を誘致、3つまでが開校していること。
- ICTオフィスの誘致の進展。
当該役員会では、地方都市でこれだけの案件が進んでいるのは珍しいと感想を聞かせてもらいました。そこで新型コロナウイルス感染症の影響にもよりますが、和歌山県への視察も検討したいという話も出ました。そうなった場合の視察案内と懇談の段取りも含めて対応したいと考えています。他府県から視察に訪れてくれる動きがあることは有り難いことであり、この動きを止めないようにしたいと考えています。
企業誘致に関する打ち合わせを行いました。企業誘致は和歌山県をあげて取り組んでいるところです。白浜町のICTオフィス誘致始め、紀の川筋での企業誘致も進展しています。またコスモパーク加太への進出を検討している企業もあり、好機を逃さないようにしたいと取り組んでいます。
和歌山県への企業進出の動きがあるのは、主に次のような理由です。
- 現在の工場が老朽化している時期に差し掛かっており、現在の場所から移転を検討している企業が増えていること。
- 移転場所は地価の高いところではなく比較的安価な場所を求めていること。
- しかも大阪に近接した場所で、交通網が整っていること。
- 新型コロナウイルス感染症対策として、都会から地方への流れが出ていること。
移転を検討しているのは、主に以上のような理由からだと聞いています。
それ以外にも新規に工場進出を検討している企業もあり、全く新しい分野での企業誘致も行っています。ハイテク、医療などの分野は成長産業なので、誘致活動を続けたいと考えています。
- ライオンズクラブ353B地区ガバナー公式訪問に参加しました。本年度の地区ガバナーの活動方針を示してくれるなど活動への意欲を感じました。
- 加太中学校での「命を守る授業」の反響をいただいたこと。テレビや新聞で報道されたこともあり、東京からも意見をいただきました。