活動報告・レポート
2020年9月26日(土)
武田邦彦教授講演会
嶋清一投手
西本幸雄・嶋清一 生誕100年展

海草中学校が夏の甲子園で全国制覇した時の伝説の投手が嶋清一氏です。言うまでもなく野球殿堂入りした名投手で、夏の甲子園大会では全5試合完封、そして準決勝と決勝の二試合連続でノーヒットノーランを達成しています。海草中学校は現在の向陽高校ですから、同校卒業生の誇りと讃えている投手です。

そんな嶋投手の生誕100年展が「わかやまスポーツ伝承館」で開催されることになりました。同じく故郷の偉人である西本幸雄氏と二人の生誕100年展として開催されます。

サブタイトルが「不屈の闘将と戦火に散った大投手」となっています。同館から向陽高校に、嶋投手所縁の物を借りに来ているので、今から開催日が楽しみです。

この100年展は令和2年10月7日から同年11月16日までの期間を予定しています。野球界の二人の故郷の偉人の功績を訪ねたいと思います。皆様も、是非、ご覧いただけるようお願いいたします。

武田邦彦教授講演会

武田邦彦教授の「コロナはこわくない」講演会に参加しました。教授が分析した新型コロナウイルス感染症について話を聞かせてもらいました。

武田邦彦教授「コロナはこわくない」講演会 これまでも日本において一年間にコロナウイルスに約200万人から400万人が感染しています。インフルエンザなどの風邪は一年間で約4,000万人が感染していますから、この感染者数は10分の1程度です。新型コロナウイルスに関しては約10万人ですから、感染度は全く違います。インフルエンザの感染者が報道される感染者数は40万人を超えてからです。40万人以下の場合、インフルエンザの報道をされることはまずありません。新型コロナウイルス感染症の報道は異常だと思います。
世界で拡大している新型コロナウイルスの種類は約5,000ありますが、アジアで広がったこのウイルスは毒性が弱いものです。今も新型コロナウイルスは繁殖していますから、その種類は増えている状況です。人間とウイルスは共存している関係であり細胞の中に潜んでいるので、12月頃になれば活動をし始めると思います。ウイルスがなくなることはなく、しかも常に人間の体内にいなければ生きていけないのです。その特徴を踏まえた対策が必要となります。
感染者発生の多くは、トイレが一か所の店舗や施設です。トイレのノブにウイルスが付着した場合、ノブに触れることで感染しています。飲食店や施設などでクラスターが発生しているのは、トイレに原因があると思います。マスクやディスタンスは効果が少ないと思います。だから私はマスクをしていません。
病気の約40パーセントは心理的ストレスからきています。心理的ストレスが病気を招いているので、心身ともに健康であることが防ぐ方法です。食事、お風呂、運動、そして笑顔が免疫力を高めてくれます。必要以上に警戒することが心理的ストレスになりますから、新型コロナウイルス感染症をあまりに意識しすぎることは良くないことだと思います。
武田邦彦教授「コロナはこわくない」講演会

以上が新型コロナウイルス感染症の現状です。インフルエンザなどの風邪と比較して感染者数は少なく、また死者も少ない現状があります。報道が過熱しているので不安を煽っているようにも思います。軽くみることはできませんが、日常生活で不安を感じながらいることは心理的ストレスにつながるので、このことでストレスを感じることのないようにしたいと思います。

またこのことから生き方についても言及してくれくました。

日本人の平均寿命は、100年前は43歳でした。順に70年前は50歳、20年前は80歳、今から50年後は100歳になると予想されています。わずか100年前までは、人生は43歳だったのですから驚きます。50歳までが人生のファーストステージだとすると、51歳から100歳までがセカンドステージといえます。セカンドステージの生き方を考えている人は少ないと思いますので、51歳からの人生を考えてみたいところです。