活動報告・レポート
2020年9月15日(火)
地域猫対策
地域猫対策

一般質問に関わる打ち合わせを行いました。通告は明日の予定ですが、今回、大きく4項目の質問を行うことにしています。この中で、「避難所等でのペットとの共生について」の質問も予定していますが、今日も捨て猫に関する問い合わせをいただいています。昨日、テレビ番組で、和歌山県の捨て猫に関する取り組みが放送されたことによってのことだと思います。番組を見た人から「和歌山県が捨て猫の避妊や去勢の手術費用を負担してくれるのであれば助成を受けたい」というものです。

確かに、和歌山県では「和歌山県動物の愛護及び管理に関する条例」の規定により、「地域猫対策計画」の認定を受けた場合、捨て猫の避妊や去勢の手術費用の助成を行っています。条例にある通り、地域猫の取り組みを、計画を立てて行っている場合は助成を受けることができますが、その地域猫対策と和歌山県の支援の関係が分からないということです。

捨て猫を保護したけれど対応に困っている人がいるので、早速、この地域猫対策と助成について対応したいと考えています。但し申請書の提出が必要となりますが、書き込む項目が多いことから丁寧な説明が必要になると思います。地域猫であることが分かり、簡易な種類で支援が受けられることが好ましいことですが、所管と話をする中で問題があることが分かり、支援を受ける場合は性善説では進まないこともあります。

ただ支援制度を知ってもらい、活用してもらうことで、不幸な猫を増やさないように取り組みたいと考えています。

口碑

「記紀の旅」について議論を交わしていますが、その元になっているものは「日本書紀」と「古事記」です。議論を交わすために、日本書紀の記述と解説本なども読んでくれている人もいるので議論の質が深まっていることを嬉しく思います。正しい解釈を知るためや迷った場合は原点に戻ることが鉄則です。出典を引用する場合は「孫引きはダメ」だと教えられましたが、正しくは原点に戻ることが必要です。ただ「記紀」は読んでも分かりにくいことから、解説本や諸説を参考にしながらも原点を見返すような作業となります。

いずれにしても和歌山県が「記紀」に記されていることは有り難いことであり、それぞれの地で語り継がれている歴史を大切にしたいと考えています。意見交換をしている中で、「口碑も大切にしなければならない」ことの話があったからです。

口碑とは、「和歌山県聖蹟上巻」によれば「歴然たる歴史記述を背後に伴わない全く口から口へと地方の人々にのみ語り伝えられたもの」だと記されています。しかし口碑は「口碑を誌し、また専らにこれを後代に遺さんとするに外ならないのである」と記されていることも大切なことです。

地域で語り継がれてきたことも、また大事にすることが歴史だと思います。

eスポーツ

eスポーツに関する意見交換を行いました。これは「和歌山県でeスポーツをやっている若い人が増えているので関心を持ちました。若い人が競技として参加しているものであれば、和歌山県としても競技環境を整える必要があるのではないかと思っています。『何か分からないから』『関心がないから』『若い人だけがやっているものだから』などの理由で、和歌山県の取り組みの中から外すことはいけないと思います。現実に日本、世界中で競技者が増えていることや大会が開催されていることを考えると、和歌山県も関心を持つべきだと思います」という意見を頂戴したので、和歌山県のeスポーツの現状と期待する取り組みについて意見交換を行ったのです。残念ながら、和歌山県のeスポーツは盛んだとは言えないようです。富山県、岡山県、大分県が先進県だと伺いましたが、国際空港に近い、地元に空港がある、温暖で気候のよい和歌山県はeスポーツに適した県だという話を伺いました。

地域振興や経済効果なども考えると、eスポーツも和歌山県の検討課題の一つだと考えています。他府県に後れを取らないように取り組みます。

その他
  • 流行のグランピングについて話し合いました。和歌山県でも施設はあるように、各地で人気を博しています。海が見える場所でのグランピングは人気があり、和歌山県は適地性があると考えての話し合いになりました。
  • 企業が求める人材と専門教育について話し合いました。企業進出に際しては地元で人材を得られることが条件です。専門教育のあり方について考えています。
  • 再生可能エネルギー開発動向について協議を行いました。今からだと適地性のある場所は限られていることや、地元同意の得られる場所でないとできないと思います。