活動報告・レポート
2020年8月19日(水)
歴史の推理
道路の老朽化

生活道路、今回は私道の問題について対応しています。住宅開発から何十年も経過していることから道路が傷み始めています。ただ私道のため補修は自分達でやらなければならないのです。過去に開発された住宅では高齢化していますし、凸凹があると危険な道路になっています。しかもこの道路以外に市道に連携する道路がないので迂回もできません。

今回、応急措置は実施したとしても数年後には問題が顕在化してきます。そこは30年以上経過しているので道路の痛みと共に道路が沈んできているようなのです。この先、心配が増えてきますから、潜在的課題として捉えています。

家賃給付金

国の家賃給付金の窓口が「役に立たない」と苦言がありました。インターネットで申請してから反応がなく、一か月が経過した頃、「種類に不備がある」と連絡があったそうです。賃貸借契約に不備があることはないので質問しても「担当箇所に確認いたします」ばかりの回答で明確な答えはありません。そこで「何時頃担当箇所から連絡をいただけるのですか」と尋ねても「何時になるか分かりません」という答えです。それが三日続いているので進展はないという苦言です。「何時になるかも分からないのですか。こちらから電話しますが」と伝えても「何時になるか分かりません。こちらから電話せていただきます」の繰り返しで、イライラ感が上昇しているのです。

「国が設定している相談窓口は単に話を聞くだけで何の対応もできていない。知識もなければ熱意もない。困っている人を助けようと思う気持ちもない。国の仕事を請け負っている自覚をもって真剣に仕事をして欲しいと思います」という意見です。

これは家賃給付金の「お問い合わせ・相談窓口」に対するもので、単なる窓口、受付に過ぎないから、この制度を理解していないので話にならないという意見です。

和歌山県としては、国の家賃給付金を受けた方が和歌山県の家賃給付金を受けられる対象となりますから、国からの支給が遅延するとこの分も遅れることになります。新型コロナウイルス感染症の影響を受けている事業者の方にとっては、一日も早い給付を望むところですが、現実はそうはなっていないようです。

申請者に対して親切に、納得できるように対応してくれることを望んでいます。

歴史の推理

太刀ヶ谷神社の参拝の活動報告を見てくれたOさんから連絡をいただきました。

太刀ヶ谷神社のことは知りませんでした。白浜町に神武天皇に由来のある神社があったのですね。行ってみたいと思います。いつも不思議に思っているのですが、神武天皇が東征で紀伊の国に入った時、名草戸畔との戦いの後、船で進行するのですから本来であれば紀の川を遡る進路を取ったはずです。でも熊野経由で大和に入る道を選択しています。東に向かって行くことを避けたのは、紀の川筋を強い豪族が支配していたからではないかと私は思っています。そうでなければ、合理的理由の説明がつかないのです。

また熊野で八咫烏の導きによって大和に進路を取ったとされていますが、それは八咫烏ではなく、その地に八咫一族がいて、その導きを受けたからだと思っています。歴史には語り継がれる事実があって、それが後に神話化されたのではないかと思うのです。

そんなことを想像できるのは、古事記や日本書記が残されているからです。当時のことを推理出来る楽しみを残してくれています。

と話してくれました。

人によって残された書物からの推理や考え方は異なると思います。それが古代史を知ることの楽しさだと思います。書かれていることを基に、その出来事の意味を推理する楽しさを感じることで会話が弾みます。

歴史を話し合うことの新たな楽しさを感じました。