活動報告・レポート
2020年8月17日(月)
防災対策
防災対策

防災対策について提案を聞かせてもらいました。避難所の運営、防災指導者の育成、行政と自治体などとの連携、そしてペットといられる避難所についてなどを議題とした意見交換を行いました。

  1. 避難所運営の課題について
  2. 避難指示と避難勧告の違いについて
  3. 防災マニュアルの見直しについて
  4. 新型コロナウイルス感染症の時代の避難所運営について
  5. 避難所でのペットとの共生について
  6. 郷土の偉人から学ぶ防災について
  7. 獣医師会との災害時の動物救援協定締結について

以上の項目に基づいて意見交換を行いました。できること、やるべきことがたくさんあるので実現に向けた取り組みをすることを話し合いました。

ペットと共生できる社会の実現については、県議会本会議で一般質問として取り上げたことがあります。公共交通機関や海水浴場でのペットとの共生、ホテル、旅館でのペット同伴の宿泊などですが、残念なことに未だ実現していません。避難所でのペットとの共生のベクトルの先は、ペットと共生できる社会を実現することにありますから、和歌山県から実現させたいと考えています。避難所でのペットとの共生の問題と共に、今一度、この問題も取り上げることを考えています。

但し、ペットとの共生、避難所で一緒になることに反対する意見もあると思います。でも反対意見があるから一歩を踏み出さないことには、議論の雰囲気醸成になりませんし、いつまでも現状のままになります。議論が起きるから、時代の要請があればそれは人と共生できるよう問題は前進していくのです。

今日の議論を基にして避難所とペットのあり方を考えていく予定です。

県議会報告会

第88回「片桐章浩を応援する会」主催の県議会報告会を行いました。今回も新型コロナウイルス感染症対策のため人数を絞っての開催となりました。そこで事務局から「人数を絞っているため参加できない方がいるので、次回からリモート参加できるようにしたいけれど」と提案がありました。再開後の県議会報告会参加者の上限を5名までとしているため、3か月から4か月に一度ぐらいの参加になっています。そのため「参加したい」という要望をいただいているので、リモート参加を検討することになりました。次回は試験的にリモート参加の案内を行い、報告会会場と結ぶことになりました。

さて今回の報告会の項目は次の通りです。

  1. 和歌山県家賃支援金制度について
  2. 事業持続化給付金について
  3. わかやまリフレッシュプランについて
  4. 子ども達へのマスク支援について
  5. 串本町での民間ロケット射場完成後の取り組みについて
  6. 和歌山県の偉人の功績を学ぶ学習会について

以上の項目に基づいて説明を行いました。

新型コロナウイルス感染症対策として3項目を伝えたところ、事業者の中には制度を知らない人もいたので制度活用を説明しました。国の持続化給付金の給付を受けた後、和歌山県独自の給付金制度があることを説明したことで、申請することになりました。加えて家賃支援金制度があることも知ってもらえたので活用してくれると思います。

このように和歌山県としての経済対策を行っているので、制度の活用を図って困難な時期を乗り切って欲しいと思います。

また外出の自粛の話をしたので説明が難しいのですが、「わかやまリフレッシュプラン」については、宿泊を伴う旅行でなくても日帰りや食事だけの利用でもできることを説明しました。

和歌山県民が和歌山県を知らないことが多いのです。それは何時でも行けるから行ったことがない。県内旅行は勿論のこと、紀南方面で食事をしたことがない人もいるので、この機会に行って和歌山県の良さを発見して欲しいことを伝えました。

これは故郷の偉人の項目にも関連することですが、例えば、田辺市江戸時代後期の医師である小山肆成のことを知らない県民が大半だと思います。わが国で初めて国産天然痘ワクチンの開発に成功した小山医師のことはあまり知られていません。そのため田辺市と白浜町での偉人を顕彰する学習会で同氏を取り上げますが、「わかやまリフレッシュプラン」を活用して、その地を訪ねてみることも和歌山県を楽しむことになると思います。

このように和歌山県の観光、飲食、そして偉人を学ぶ旅行など、皆さんに活用してもらって経済効果と共に学習、研鑽の機会になればと思います。故郷の良さを認識してもらうことで、自らの言葉で和歌山県を語ることができますから、今よりももっと素晴らしい故郷として発展していくと思います。今の故郷を築いているのは私達だからです。

今回は以上を中心に説明を行いました。その後の質疑として、生活道路の安全確保の問題、和歌山南インターチェンジ開通後の住環境の変化について、空き家対策についてなどの意見交換を行いました。