活動報告・レポート
2020年8月7日(金)
命の重さ
命の重さ

何気なく話してくれたことがあります。

最近、友人の勧めでYouTubeの動物のストーリーを観ています。最初に観たのは、豚が生まれた時から出荷(適切な表現ではないかも知れませんが、そんな表現で説明しているのでご理解ください)までの月日の動画がアップされています。

生まれた豚が成長し、やがて養豚場を離れていく姿を描いているのですが、これが命の勉強になります。続けて牛の誕生からその場を離れていくまでのストーリー。そして鶏の誕生から命を捧げるまでのストーリーが紹介されているので観終えました。考えさせられる動物の物語です。

という話です。

人間のために自らの命を捧げてくれている動物たち。その誕生から命を捧げてくれる瞬間までの物語。それは動物たちのその生涯から、全ての命が大切なものであると教えてくれるものだと思います。粗末にしていい命はない。動物の生と死がそのことを教えてくれているのです。

人間が生きるために命を捧げてくれている命がある。そんな命の存在が人間を存在させてくれています。命の尊さを感じることで世界は良くなっていきますし、動物の命を感じないようなら世界は荒廃していくと思います。人間は命をいただかないことには生きていけませんから、成長した命を捧げてくれる全ての生き物への思いを感じて欲しいと思います。

多くの人は豚や牛、鶏の誕生の瞬間や成長の過程、そして命を無くす瞬間を見ることはありません。命の重さを感じる機会が少なくなっています。動物たちの生涯から命の重さを感じることができたなら、人の命、健康、安全、幸せなどを今よりも感じられる人になると思います。

何気ない話の中で見つけた命の重さです。

ユーモア

「会話にはオンとオフがあります。オンとオフの会話は時には使い分けることも大切です。オフの会話で取り入れるべきことはユーモアです。ユーモアのある会話ができなければ、オンの会話もつまらないものになります」という話をしてくれました。このことはオンの会話に直接、ユーモアを取り入れるというものではなくて、会話のセンスを磨くということです。

オンの会話が型だとすれば、オフの会話は型を守りながらも型を超えるものです。型を超えて行かないことには型の中でいることになります。オンの会話の場を広げるためにもユーモアのセンスを取り入れたいものです。

後継者不足

文化教室の先生と今後の和歌山県について話す機会がありました。

私ぐらいの年齢になると、欲得はなくなります。それよりも和歌山県の将来を担ってくれる人の登場を望むばかりです。幸い、生徒もたくさんいること、他の府県で活躍してくれているように、自分が関わった分野の人材は育ててきたつもりですし、この業界を担ってくれる自信はあります。しかし政治には携わってこなかったので分かりません。ただこれまで出会った政治家には良い印象を持っていません。若い人達から不人気なのが分かります。20歳代の生徒と話しても、そんな政治家と会っても関心はないと話しています。

だから和歌山県のこれからを支えてくれる政治家を応援したいと思っているのです。若い人達に「故郷を変えよう」と呼び掛けたいと思います。応援したいと思う政治家を支援することが、私のやるべきことだと思っています。

という話を聞かせてくれました。

また話題の中で県内のある市の話がありました。

私の故郷の市では高齢化が進展しているので、主に農家の後継者がいないのです。子ども達は都会に出て行ってしまって戻ってきませんし、どの農家でも80歳代になっている母親たちが後継者として田畑を維持している状況です。既に農家を担っていた男性が他界していることが多く、女性一人で維持している農家が多いのです。これでは次の時代にはこの市の農家の後継者は無くなっていると思います。地元の議員がいますが策がない状況です。

という話です。

これはある市の話ですが、多くの市町が同じような状況下にあると思います。移住や法人経営などの考え方がありますが、農家の皆さんの意思があるので簡単に解決するものではないと思います。後継者不足は地域の大きな課題として横たわっています。