活動報告・レポート
2020年7月31日(金)
リタイアメントシティ
リタイアメントシティ

「仕事で現役を引退した後は和歌山県で住むことを考えています」と伝えてくれた大阪の経営者の方が和歌山県庁を訪ねてくれました。お会いすると「和歌山県は仕事で何度も来ていますが、本当に良いところです。私の希望として、老後はバリ島でと思っていたのですが、温暖で過ごしやすい和歌山県は老後を暮らすには適していると思っています。バリ島に行かなくてもここが良いですね」と話を聞かせてくれました。既に和歌山県内に用地を取得しているので、後は着工する段階に来ています。

そして「現役を引いた後も、和歌山県なら大阪と近いので何かあっても対応できますし、友人やお客さんは大阪の人が多いので、理想としてはここでゆっくりと過ごし、時には友人達がここに集まって学びと遊びを楽しめる庵のような場所にしたいと考えています。瀬戸内さんのように和歌山県の私の庵を訪ねてくれる人がひとりでもいたら、私の引退後の人生は嬉しいことになります」とも話してくれました。

和歌山県にとって嬉しい話ですし、旅行でも学びでも良いので、来てくれる機会が増えることを歓迎しています。

これまで何度か事務所を訪ねて、会社主催の勉強会に参加したこともありますし、「大阪にいてもお隣の和歌山県政のことを勉強したいと思います」と言って、和歌山県議会報告会を数回、開催してもらったことがあります。仕事と共に知識を吸収することにとても熱心な方なので、周囲には人が集まっている光景を何度も拝見しました。

その後、バリ島在住の方とご縁があったようで、「バリ島には凄い人がいます。何歳になっても勉強です」と語っていたように、何度も往復していることを聞いていました。そして「自分のことだけではなく、周囲の皆さんが幸せにならないと仕事に意味はありません。今度は自分の経験を伝えたいと思っています」という考えを貫いてきました。

今日お会いして和歌山県への移住の話を聞いて、「そろそろ引退の時期が近づいているのかな」と思いましたが、和歌山県でも「誰でも参加できる勉強会は続けたい。現役を引退しても数年間は、ここで友人との勉強会や交流会を続けたいと思います。その後は和歌山県でゆっくりと過ごしてから天国に旅立ちたいと思います。それまでおつきあいをして下さい」という話を聞かせてもらいました。

これらの話から、経営者はリタイアメントシティのようなイメージで和歌山県を選択してくたれと思います。明るくてゆったりとした人生を過ごせる場所として和歌山県を選択してくれることに感謝していますし、和歌山県の過ごしやすさを分かってくれていることも嬉しく思います。

もう一つ追加しておく話がありました。それは南紀白浜空港の存在です。「友人の中には東京の人もいますし、アジアやアメリカの人もいます。羽田空港から関西空港、そして和歌山県に入るルートと、羽田空港から南紀白浜空港に入るルートが選択できますから、利便性は高いことも良い環境です。これはリタイアした人にとっても、現役の人にとっても有利な話ですから、和歌山県の優れた暮らしやすい環境、ビジネス環境を訴える武器になります」という話です。

当然、国際線ターミナルを建設していることを知っていたので「国際線が発着する和歌山県なんて凄いことです。大都市以外にはありませんから」と伝えてくれました。

和歌山県の良さを多くの人に伝えたくなるような話を交わしました。和歌山県外の人が和歌山県の凄さを分かってくれていることを嬉しく思います。

その他
  • 二人の先輩が定年で会社を退職する日でした。これまでお世話になったことに深く感謝していますし、一人の方は「ゆっくりと過ごします」。もう一人の方は「就職したので、もう少し働きます」という選択をしています。どちらの選択も意志を持って決めたことなので、凄いことだと思います。これからも良い人生になることをお祈りしています。