県外から来てくれた経営者と会って打ち合わせを行いました。事案によっては県内で対処できない案件が発生することがあり、地元で出来ることとそうでないことを仕分けしています。
大型案件に必要となるシステムを持っていることや、有資格者などの人材がいること。そして請負する場合に必要となる資金があることなど、地元で対応できない部分を受けてくれる事業者を求めることがあります。そんな時、声を掛けて相談に応じてくれることは有り難いことであり、つくづく仕事は人だと感じています。
そして「仕事では怒らない」ことを心掛けている話をしてくれました。「仕事をしているとジョイントしている会社や前工程の仕事をしてくれている人に対して怒りたくなる時があります。しかし怒ってはいけないと心しています。怒ってしまうと今回のご縁が最後になり、その次の仕事はないからです。人と人、仕事と仕事は、将来、どこでつながるか分かりませんから、怒るよりも諭すこと。行き詰った原因をあれこれ言うよりも、その原因を踏まえて私達が次に出来る方法を考えることの方が大事なことです。怒るよりも何ができるかを考えることが打ち合わせであり、過ぎたことをあれこれ言うばかりが打ち合わせではありません」という話です。
怒って問題が将来的なものも含めて解決することは少なく、怒ると関係が立ち消えになることが多いように感じます。どちらが得かを考えると、怒るよりもやり遂げることが良いと思います。
金銭的な面であれば利益を生まない場合は断れば良いことですし、人間関係においては怒って立ち消えにするよりも、次につなげることを考えるべきです。
何よりも知識がない人同士、経験がない人同士、全体像が見えない人同士が集まって議論を交わしても、その仕事は前に進まないことです。仕事を前に進めるためには、全体像を分かっている人がいる必要があります。全体が分かっていないと計画を進めることができませんから、議論は迷路に入るばかりです。仕事を進める時や議論をする時には全体を見渡せる人が入り、分かっていない人は話の展開を理解することが大事なことです。
全体が分かっていないけれど枝葉の知識で物事を言う人がいれば、その仕事は進まないか、時間を要することになります。もったいないことは、進まない仕事に関わることです。仕事が始まるまでの時間は利益を生まない時間となるからです。この次に、そして将来につながらないような無駄な時間は持ちたくないので、全体像や仕事の進め方を分かった人で打ち合わせをして方針を決めたいところです。利益を生むような時間の使い方を意識することが大事だと思いました。
交流会に参加しました。ここで皆さんから「私は片桐さんを応援しています」などの意見を伝えてくれました。更に「これまでの経験をうまく活動に生かしています」「支えてくれる人が後から付いてきます。心配ないです」「中心で活動する方が向いています」などの意見も伝えてくれました。皆さんからの励ましに感謝しています。
また要望として小学校6年生の子どもの保護者から「新型コロナウイルスの影響で修学旅行がどうなるのか心配です。せめて子ども達の思い出になるよう修学旅行や運動会は実施して欲しいと思います」という意見がありました。
尤もなことです。最終学年の生徒にとって、修学旅行や運動会、そして文化祭などは一生の思い出になるものですし、心に残る行事がない学年は考えられません。特に修学旅行の思い出はいつまでも残るものなので、子ども達には体験して欲しいと思います。
和歌山県教育委員会では、県外に行くことは難しいとしても県内の修学旅行の実施を検討しています。何としても実現できるよう訴えていきます。
小学校6年生の生徒からも「友達と修学旅行に行きたい」という意見を聞かせてもらいました。この機会を失うと、同じクラスの生徒、友人と一緒に宿泊して修学する体験が無くなります。
修学旅行を実現したい、実現させてあげたいと思います。
- 日常では利便性の拡大となり、災害時には役立つ機能を持った道の駅のあり方について協議を行いました。全国の先進事例から学び、和歌山県内での実現可能性を検討します。
- 家賃支援給付金について確認しました。国の制度設計がまだ公表されていないので詳細は分かりませんが、和歌山県独自の家賃支援給付金制度を設けています。国の申請が開始になれば、和歌山県もそれに呼応することにしています。
- 高齢社会に備えた医療提供について協議を行いました。高齢社会に安心を与えるものの一つが医療サービスだと思います。今回の新型コロナウイルス感染症予防や対策から、更に必要性が増していることを感じています。
- 再開発の動向の確認や地域活性化の取り組みについて協議を行いました。街の進むべき方向性を探るためには、同じ方向を向いて進まなければ止まったままになります。