活動報告・レポート
2020年6月20日(土)
和歌山会議
和歌山会議

三カ月ぶりに和歌山会議が開催されたので参加してきました。和歌山県のこれからを考える機会と社会貢献活動を目的としているもので、新型コロナウイルスを避けるため、この二カ月開催を自粛していました。今回、皆さんから県政に関わる質問を受ける形で会議を進めました。

1.お店を休業していたので持続化給付金の申請をしたいと思います。これと共に和歌山県の支援制度はありますか。

→和歌山県での給付金があります。国の持続化給付金を受けた人を対象に、雇用規模に応じて全ての業種の方に対して20万円から100万円の給付金が支給されます。事業所の雇用人数が5人以下だと20万円ですが、この支援制度も活用して欲しいと思います。
また現在開会中の県議会で審議中の議案ですが、家賃補助の支給を行う予定です。国の家賃補助が4/6で、和歌山県はそこに1/6の補助を行い、合計5/6の補助金を支給することにしています。議会で可決すれば7月から12月までの六カ月分の5/6を支給することになります。この支援制度も活用していただけることになります。

2.介護職員さんの給与は低いと思います。国から給与に上乗せしてくれていると思いますが、実際は給与に反映されていない福祉施設もあるように聞いています。できれば事業者に一括して支給するのではなくて、個人に振り込んで欲しいと思います。確実に介護職員さんに届くようにして欲しいと思います。
また新型コロナウイルス感染症に備えながら介護の仕事を続けてきたことに対する支援金はないのでしょうか。

→介護職員さんの所得を向上させるための加算費用を事業者に対して支出しています。これが職員さんに行き渡っていると思いますが、そうなっているのかいないのか分からない事業所があると言うことです。明細に本給と加算手当など内訳を明記することなどの対応が考えられます。どんな加算になっているのか個別の事例によりますから、不審な声を聞いたらお知らせ下さい。対応いたします。
また今回の新型コロナウイルス感染症に対応してくれた福祉施設、障がい者施設で働く職員さんに対して一人5万円の手当の支給を県議会で審議しています。この議会で可決した後に支給されることになります。これは全額、介護職員などに渡す性質のものなので、知り合いの介護職員さんに周知してくれたら有り難いです。

3.和歌山県の高速道路、みなべ町からすさみ町の間にサービスエリアがないのでトイレもありません。この区間は距離が長いのでトイレを設置して欲しいと思います。仕事で紀南に向かう人や現場に向かう人はトイレがないことを困っています。道路幅が広い箇所にトイレを設置してくれることを要望します。

→高速道路にトイレを設置することは法律や規制があり簡単ではないと思いますが、設置基準など調べて対応可能かどうか検討してみます。

→もしトイレの設置が可能であれば、建設事業者や建設の団体などに協力を呼び掛けたら、トイレのスポンサーになってくれると思います。予算化ができないとしても、紀南の建設現場で仕事をしている建設会社はスポンサーになってくれると思います。

4.学校でいじめの問題などがあった時、相談に乗ってくれる人がいません。学校内だと担任、指導教員、校長先生などと話をしますが、どうしても子どもよりも学校を守ろうとする姿勢が感じられます。教育委員会に相談しても、学校からの報告を受けている議事録の先入観があるので、子どもの立場になってくれているのか不安に思う場合があります。そんな時、議員に相談できれば良いのですが、教育に熱心な議員はいるのでしょうか。

→議員は教育に熱心な人が多いですよ。ただいじめの問題は個別対応になるので、地域や事情によって対応が異なってくると思います。事前に備えることができないので、その都度の対応になりますので、個別に相談して欲しいと思います。

以上のような質疑を行いました。和歌山会議では和歌山県の課題を話し合い対応することを考えています。