活動報告・レポート
2020年6月19日(金)
一般質問三日目
一般質問三日目

県議会は一般質問の三日目を迎えています。本日も県政に関する議論が交わされましたが、学びになることがたくさんありました。

議員は現場を歩いて課題を感じていますが、人によって課題と感じることが違いますし、同じような課題であっても視点も異なりますから、議会での提言内容も違っています。それぞれの考え方、問題の捉え方は活動をするうえにおいて参考になります。県政の課題に対して、人によって異なる意見を持つことは当たり前のことで、自分の意見に現場の意見と根拠の裏付けを持って議場で議論を交わすことが大事なことです。

当局の政策と考え方が一致する場合もありますし、相反することもあります。異なる価値を俎上に乗せて議論しあうことで物事は前進していきます。しかも公の場で議論するのですから、匿名座談会やインターネット上での匿名での批判などとは全く違う、県政に関しての価値ある議論となっています。

新型コロナウイルスへの対応、支援策についても議員によって異なる意見がありますから、議論を尽くして導きだして実行中の支援策について、今頃になって「あれこれ」言うことは、スピード感を減速させるものであり、条件に合致した事業者への支援を実行中であることから制度を変更できるものではないので、できればこの段階になっている現在、県の支援策を後押しする議論をしたいと思います。

またある県政の課題に関して、質問者のデータに基づいて質疑がありました。ただデータは外国のものだったので和歌山県とは条件が異なりますし、データの抽出がデータの一部を抜き出した場合、全体像が違って感じる恐れがありますので、データを引用する場合はその解析者から直接データ解析結果を確認することや、分数のデータを持ち出して精度を高めることが必要だと思います。データは、統計の取り方や出典によって違う結果が導き出されることは珍しくありませんから、ひとつのデータが万能ではないことを前提に、議論を交わすことが大事なことだと感じました。

追記。ただデータは自分の意見や主張を裏付けするために引用するものですから、自分の主張に都合の良いデータを取り上げることは間違いではないことを付け加えておきます。議論する立場にある場合、そのデータに対抗するデータを取り上げて対抗することも方法です。

一般質問は来週の月曜日が最終日となります。今回は、新型コロナウイルス感染症対策について深い議論が交わされています。今までの取り組みを把握しておいて、この次に備えるようにしています。

読書、映画

新型コロナウイルスで活動の自粛や在宅で仕事をしていたことで、訪問活動や営業活動の短縮や、通勤時間短縮などが図れた方が多かったように思います。そんな空いた時間の過ごし方の話になりました。

多かったのは「読書」や「自宅で映画」でした。読書が趣味の人は、大幅に読書量が増えています。この期間読んだ好きな作家の話になり、それぞれから好きな作家の名前を聞かせてもらいました。今後の読書をするうえで、とても参考になるものです。

また鑑賞した映画も参考になりました。良かったは昔の映画が多かったように思います。年齢や時代によって異なりますが、生き方や仕事に影響を与える映画が高評価の理由です。好みもありますが、作品名を紹介しても普遍性を持つものではないので控えますが、作家や本、映画の話をすることは楽しいものです。

その他
  • 県道への進入路の安全対策に関して話し合いました。事故が発生している個所であり、対応が必要な場所の場合、できるだけ早く対応する必要があります。行政の協力をいただきスピードある対応をしてくれていることに感謝しています。