活動報告・レポート
2020年6月15日(月)
貴志川線
ロケット射場

和歌山市在住のSさんから問い合わせがあり話し合いました。

民間ロケット射場誘致は和歌山県の誇りだと思います。私は和歌山市の観光客案内などのお手伝いをしていますが、本年度からは和歌山県の観光全体を観光客に伝えたいと思っています。そこで何と言ってもロケット発射場です。ここが竣工した際は、県外からのお客さんを案内したいと思っていますし、これを機会に和歌山市だけではなく和歌山県全体の良さを伝えたいと考えています。

  • 現時点で、最初のロケット発射の時期は何時頃になりますか。
  • ロケット発射場の案内施設、PR館は何時頃できる予定でしょうか。

以上の二点に関して問い合わせがありました。現時点では決定していないのですが、分かり次第、対応します。

貴志川線

貴志川線の存続について問い合わせがあり話し合いました。

和歌山電鐵貴志川線も新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けています。観光客の利用はひどく落ち込んでいますし、ビジネス利用も在宅勤務の導入や自宅待機などの関係から落ち込んでいます。コロナ以降の働き方が変わることになり、鉄道の経営は厳しくなると思います。

これまでも県や和歌山市と紀の川市の支援を受け運営をしてきたと思いますが、外部からでは分かりませんが、今期の赤字は相当拡大すると思います。一般的に、民間企業が赤字の改善を図ることができない環境で経営を続けることは困難だと思います。貴志川線は存続させるための支援の仕組みを作り、岡山県の事業者に来てもらった経緯がありますから、今回の感染症による赤字拡大について県として追加支援も必要だと思います。

和歌山電鐵は国からの支援は持続化給付金程度だと思いますので、鉄道会社の規模では支援といえる支援になっていないと思います。

これからも存続してもらうために、今回の感染症による影響は特別なものだと考えて、県の支援をして欲しいと思います。

貴志川線を利用している方からの切なる意見です。貴志川線がなくなれば沿線には学校も多く通学に影響が生じますし、在宅勤務などへのシフトがあるとしても通勤にも影響が出てきます。

大幅に収益改善の見込みが立たない環境にあると思いますので、できる支援はないものか検討したいと考えています。

またずっと昔の貴志川線の車両が福井県にあります。鉄道車両の展示をする施設に保管されていたのですが、その展示場が廃止されると聞きました。貴志川線の歴史を留めるためにも、和歌山市内で保存できないものでしょうか。合わせて検討して欲しいとの依頼がありました。簡単ではないと思いますが、調査してみます。

観光

観光について関係者から現状を確認しました。和歌山市や白浜町など観光施設のあるところでも客は戻っていないようです。当たり前ですがインバウンド観光客は来てないので、国内観光にシフトも検討すべき課題になっています。ここでも他府県との競争になりますから簡単ではありませんが、来てもらうための施策が必要です。宿泊料金を期間限定で下げているホテルもあるように稼働させる方法を取ること、そして地道ですが県内外へのPRなどの取り組みは継続して必要です。