活動報告・レポート
2020年6月11日(木)
アロチ活性化委員会
アロチ活性化委員会

和歌山市の中心地にある飲食店街をアロチと言います。新型コロナウイルス感染症の影響を受けて営業を自粛していたお店が6月に入り再開し始めています。耐えに耐えて困難を乗り越え、再開前にアロチの通りである柳通りの清掃活動を行い再開に向けた動きを見せています。そしてアロチを元気にする歌を制作するなど、再開後の活性化を目指しているところです。

本日はアロチ活性化委員会の会合を持ち、アロチの課題について協議しました。

1.アロチ通りの安全を確保して欲しいこと

夜の飲食店が立ち並ぶ繁華街なので、街の安全確保がお客さんや観光客、そしてお店の方にとって最大の課題です。そこでアロチ交番の設置と防犯灯の増設、そして防犯カメラの設置台数の増加などが必要です。どこの府県も県庁所在地の繁華街には交番があり、街の安全を確保しています。街によっては交番が待ち合わせの目印になっているところがあるなど、街にあって存在感があるなら、安全性が高まりますし違法行為が無くなるなど抑止力が高まります。

また防犯灯は安全対策の第一歩です。表通りである柳通りは明るいのですが、一筋通りを入るとそれと比較して暗くなります。お客さんやお店の人の安全確保のため設置個所を増やして欲しいという意見です。

また防犯カメラも設置台数を増やしていますが、まだまだ足りないという意見です。特に深夜の帰り道はどうしても怖いので、防犯防止の観点から裏通りなどへの防犯カメラの設置の要望がありました。

2.柳通りの美観維持について

アロチ通りの清掃活動の時、植え込みやゴミ箱を設置している個所にゴミが捨てられていることが多かったので、街の通りの美観を保つためにも植え込みやゴミ箱のあり方を考える必要があります。ゴミ箱の形状の変更や撤去などを考えることも検討課題として協議しました。通りの清掃をすることによって見えてくることがあります。「清掃に参加して分かることがある」という意見があったように、さらに多くの方が参加してくれることも期待しています。

街を弱体化させる要因の一つに、「文句を言うけれど、例えば清掃活動にも参加しないし、美観維持に協力しない人がいることです」ということがあります。文句を言って解決するのであれば良いのですが、文句を言うだけで解決することはありません。そこに行動が伴うこと、発言に責任を持つことなどの姿勢があって初めて解決に向かうことになります。文句を言うだけで解決しないことは、行動している人なら分かっていることなので、自分に関係することで、みんなでやることなら参加したいと思います。

これらの課題について継続して話し合うことにしています。

トゲ

本日、Eさんと一緒に発生した問題に対応した時の話です。「問題が起きるのは言葉や態度にトゲがあるからだと思います。トゲとは言葉や挨拶、そして接する態度に潜んでいるのです。例えば顔を合わせた時に『おはようございます』と挨拶をしますが、その声のトーンが暗かったり感情がなかった場合は、相手のことが嫌いだという思いがあるからです。そんな挨拶の言葉にはトゲが感じられます。また嫌いな相手と会った時の態度とそうでない人と会った時の態度は違うことは自分で分かりますが、相手も同じように分かるのです。そんな態度もトゲがある態度だといえます」ということです。

だから「トゲが刺さらないような言葉や態度をして欲しいと思います」とEさんが話してくれました。人には感情がありますからなかなか難しいことですが、無理につきあう必要はありませんが、避けたい人であっても会った時はトゲが立たないようにしたいものです。

かつての同僚

かつて一緒に広報の仕事をした人が、今ではある会社の社長になっています。新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言が解除となり、経済活動が再開したことから和歌山市を訪ねてくれました。今も忘れずに会いに来てくれることを嬉しく思いますし、会うと全然変わっていないことを嬉しく思います。社長に就任して5年目だそうですが、その姿も話し方も変わっていないのは安心できる材料です。

かつての同僚が社長になり活躍していること。そして昔と全く変わらない姿勢を嬉しく思います。これから更に活躍してくれるものと感じました。