活動報告・レポート
2020年6月5日(金)
台東県へのお礼
台東県へのお礼

新型コロナウイルス感染症対策のため、令和2年5月1日に台東県長から支援物資を提供してもらっています。これまでの交流と友好関係の賜物だと感謝していますし、絆をつないでくれた花咲み茶の谷口さんを始めとするご縁をいただいた皆さんに心から感謝しています。

今回の台東県からの心温まる支援については、和歌山県の地方紙である和歌山特報が詳しく記事掲載してくれました。感謝の気持ちを届けるために掲載紙を直接渡してきました。今回の記事掲載を心から喜んでくれ、「和歌山県と台東県との友好関係が形として残ることになり、これだけたくさんの紙面を使ってくれたことで今後の交流につながると思います」と紙面を読んで伝えてくれました。

台東県は台湾の東南部にある県で、地形的には山間部が多いため農産物が主要産業です。現在、日本との交流も農産物となっています。中でも台湾茶の産地でもあり、薫り高くて品質の高い高級茶を産出しています。日本にも輸出していますが、高品質な台湾茶を飲めるところは限定されています。今回ご縁は台湾茶が人をつないでくれたものなので、今後は経済交流と共にお茶文化もつなげていけたら物語になると思います。

以前も書きましたが、台東県には「茶王」と呼ばれるお茶の名人がいますから、今回、支援物資を提供してもらった堺市と和歌山県は共にお茶に関係が深い地方自治体ですから、お茶がつなぐ友好は楽しみな企画になると考えています。

今回、台東県長宛てにお礼状を出させてもらい、また掲載紙を届けたことで台東県からいただいた支援が形として両県の歴史に刻まれることになりました。志と行動は最も大事なことですが、結果を形にして残すことも大事なことです。結果を残しておかなければ、関係した人がいなくなれば、後の人がその経緯を知る機会を失うことになるからです。やった結果と記録を残すことは仕事の基本であり、記録があることで正当性のある物語は続くことになるのです。

今回の記事掲載のお陰で、台東県が和歌山県に支援物資を届けてくれた経過を集まった私達で語ることができましたし、今回の経緯を知らない人にも言葉と活字で伝えることができました。

会議であれば議事録、訪問して打ち合わせをした結果も、議事録が議論をして結論を導いた証拠となるものです。りん議や決裁書類などを権限者が判断をする時に、本文の他に添付書類や議事録がなければ判断できないのです。そして実施した結果は、報告書や写真、記事掲載された紙面を保管することで、会計処理以外の仕事が終えることなります。

もしりん議に判断に必要となる関係書類や議事録が添付されていなければ、権限者は責任を持てないので決裁をすることができないと思います。それでも決裁できる権限者が存在するとしたら、その部下を信頼しているか、その仕事に誰よりも精通しているか、りん議を読んでいないか、何も考えていないかのどれかに該当すると思います。

余程のことがない限り、りん議の裏付けとなる関係書類や議事録を読んで決裁することになりますから、文書にして残すことは大事な行為だと考えます。

但し、都合の悪い議事録や書類があれば決裁をした後に処分すると思いますが、まともな組織であればあり得ないことなので論外な話です。

いずれにしても、新型コロナウイルス感染症対策として台東県から支援物資を提供してもらったことで、ご縁がつながっていることに感謝しています。今回のご縁を切らさないように、人もモノも情報も交流機会を持ちたいと考えています。

最後に台東県長を始めとする皆さん、台東県とのご縁をつないでいただいた大阪の皆さんに深く感謝しています。そして価値ある情報として台東県と和歌山県のことを記事掲載してくれた和歌山特報さんにも深く感謝しています。