明日にオープンを控えている「キーノ和歌山」。これは南海和歌山市駅を含む複合ビルの愛称です。ここには和歌山市駅の他、ホテル、スーパーマーケット、飲食店街、そして市民図書館などが出店しています。和歌山市の新しい顔としての役割を担える新しくて立ち寄って楽しくなる場所となっています。
本日は二階にある勘八屋さんに案内をいただきお店を訪ねました。明日に向けての準備を行っており、お客さんをお迎えする対応も最終段階に入っていました。まだ不慣れなスタッフの方もいるようですが、初々しくて応援したくなるものでした。このような新しい取り組みは、何時の時も新鮮で気持ちが高ぶります。初めての時は多くの人が、その場面で緊張するものですから、その緊張感を楽しんでお客さんを迎えて欲しいと思います。
勘八屋さんは田辺市に本店があり、和歌山市への出店は「大きな挑戦」だそうです。知っている人が少ないこと、不慣れな土地勘などから不安があると思いますが、同じように期待も感じているはずです。可能性を秘めた新しい挑戦は常に不安との戦いであり、それに打ち勝つ精神力が必要となります。そんな挑戦する姿に接した人は、心から応援したくなります。
今回、出店された皆さんを心から応援しています。
また市民図書館も見学してきました。以前の図書館と比較すると室内空間が広くて、デザインは斬新的です。従来から見慣れている公立図書館のイメージを覆してしまうような空間で、「読書が好きになる」環境が溢れています。
一階にはスターバックスが出店しているので、コーヒーを飲みながら読書を楽しむことができます。ずっと以前、蔦屋代官山店をモデルにした図書館を提言したことがありますが、そのイメージが現実になったように感じます。
和歌山市の玄関口が生まれ変わりました。県外からのビジネスパーソンやお客さんを迎える準備も整いましたから、難波から和歌山市に多くの方が訪れてくれることを期待しています。
和歌山県では不幸な猫をなくす取り組みを行っています。飼い主から捨てられた猫は野良猫となりますが、栄養面と感染症予防ができないことから、3年ぐらいで寿命が尽きることを聞きました。そんな不幸な猫をなくすために譲渡会などが開催され、新しい飼い主になる人に対して飼い方の指導を行ってから引き渡しているところです。
和歌山県は捨て猫、捨て犬の殺処分率が高く、この率を下げるための取り組みを行っていますが、その対策の一つに譲渡会があります。その取り組みのお手伝いができないかどうかを獣医師の方と協議を行いました。
ペットを大切にする心があるかないかは、文化度を示す指標になると言われることがありますし、ペットを大切にする国は子どもや高齢者の方を大切にする国でもあります。日本は動物福祉後進国と世界から言われているように、捨て猫や捨て犬への理解が少なく譲渡会などへの協力姿勢が低いことも聞かせてもらいました。
動物には心のこもった接し方をすることで人にも優しくなれます。ペットを大切にする和歌山県を今以上に目指したいものです。
新型コロナウイルスの影響で一か月以上の時間が空きましたが、久しぶりにライオンズクラブ例会が開催され出席しました。まだ接触を避けたい時期でもありますが、徐々に日常に戻そうと例会を開催したものです。出席者間のスペースを開け、密状態にならないように工夫を行い、楽しい例会になりました。
本年度の例会は残すところあと一回となり、7月からの新年度に向けた事業計画の提案もあり、承認されたことから新しい年度に進んでいます。