和歌山市内の中心地であり飲食店街であるアロチ。漢字で「新内」と書きますが、和歌山市一の飲食店街を形成しています。一年前から有志が集まり「アロチ活性化委員会」を立ち上げて、自分たちの街の清掃活動を続けています。今回は6月1日、つまり本日から多くの飲食店が再開することから、街の道路をきれいにしてお客さんをお迎えしようという趣旨で清掃活動を行ったものです。その趣旨に賛同して同委員会の清掃活動に参加しました。
道路にゴミが捨てられていますが、トップスリーは「タバコの吸い殻」「空き缶」「ビニール傘」になっていました。タバコの吸い殻が最も多いのは、タバコを吸いながら路上を歩いている人が多いからと思われます。またビニール傘は簡易な作りの傘なので、突然の雨のためコンビニなどで傘を購入し、そのまま捨てていると思われます。飲食店街特有のゴミが捨てられているようです。
できればアロチで働く人達がもっと多く参加してくれると、タバコの吸い殻などを捨てる人は少なくなると思います。自分がゴミ拾いを体験することで、人に迷惑を掛ける行為は止めようと思うからです。次回は更に参加者が増えることを期待しています。
また「アロチ活性委員会」メンバーは比較的若い人が多く、一緒に掃除をして会話を交わすと「自分達の街であるアロチをきれいに、そして気持ちよくお客さんを迎えよう」と思っていることが分かります。公共の場所は自分の場所ではないという考えではなく、自分が働いているお店のある公共の場所は自分たちの街の一部なので、「きれいにしよう」と思っていることを嬉しく思います。このような地道な活動が、やがて実を結ぶことになると思います。
清掃に引き続いて「アロチ活性化計画」「アロチを止めるな」のプレゼンテーションを聞かせてもらいました。メンバーの一人がアロチを元気にするための計画案を説明してくれました。
アロチ応援ソング「あのドアを開けて」と「カンパイ」の二曲を披露してくれました。これらの歌が、アロチの街中で聞こえてくるような、そして街とお店を包み込むような街になることを願っての曲です。
イベントとして「アロチ祭り」開催や「ナイトマーケット」「マジカルミュージックツアー大新マーケット」開催など、元気にする取り組み案が示されました。
また現在続けている清掃活動は、社会奉仕活動であり、自らの街であるという意識を強くさせる効果があります。そしてアロチブランド構築として「フリーペーパー」の発刊、「ミニエフエム局」開局、そして音楽で街を元気にする取り組みとしてライブハウスを連携して、いつも音楽が流れているアロチを目指すことも企画案として示されました。
ここで示された企画案を実現させるよう、参加したメンバーで意見交換を行いました。
また安心と安全な街づくりのための課題も示されました。
お客さんと働く人の安心と安全確保のため防犯灯の増加が必要です。
以上のような課題が示されました。これらの課題に対応していきます。
- 事業者の皆さんからの持続化給付金や雇用調整助成金の相談に対応しました。また金融機関への借入申請に関する相談にも応じました。