活動報告・レポート
2020年5月30日(土)
陸奥宗光外務大臣の功績を教育に活かす実行委員会
陸奥宗光外務大臣の功績を教育に活かす実行委員会

「陸奥宗光外務大臣の功績を教育に活かす実行委員会」定例会に出席しました。来月の総会開催に向けての本年度の事業計画と中期的な事業計画などの確認と審議を行いました。

令和2年度のテーマは「陸奥宗光伯 伝えよう、生きること、生き抜くこと」として事業計画を策定しています。

実行委員会の主な計画は次の通りです。

  • 7月7日。陸奥宗光伯生誕176年祭を竈山神社で開催します。
  • 8月23日。陸奥宗光伯没後123年祭を高野山で開催します。
  • 9月26日27日。―「生きる」偉人に学び、生命を強くする ― 学習会を開催します。
    田辺市と白浜町で開催を予定しています。陸奥宗光伯と共に、小山 肆成氏を取り上げます。江戸時代後期の医師で、日本で初の国産天然痘ワクチンの開発に成功した人物ですが、県内でもあまり知られていないので、その功績を伝えます。
  • 10月31日。―「生きる」偉人に学び、生命を強くする ― 学習会を開催します。
    串本町での開催を予定しています。陸奥宗光氏伯と共に上野精一氏を取り上げます。現代の偉人の一人である上野さんは、JAXAで宇宙開発の研究に取り組んでいました。和歌山県と宇宙、日本書紀と宇宙などをテーマにして、現代の偉人の生き様を伝えたいと思います。
  • 11月1日。―「生きる」偉人に学び、生命を強くする ― 学習会を開催します。
    和歌山市での開催を予定しています。日本書紀編纂1300年を記念した講演会とします。記紀を学んだ偉人たちと題して、徳川治宝、本居宣長、伊達宗広、陸奥宗光、そして坂本龍馬を取り上げ、その生き様を学びます。
  • 11月8日。―「生きる」偉人に学び、生命を強くする ― 学習会を開催します。
    新宮市での開催を予定しています。串本町と同様に、陸奥宗光伯と上野精一氏を学ぶべき故郷の偉人として取り上げます。
  • 10月25日。「すばらしい先輩・陸奥宗光外務大臣に学ぶ」−「生きる」偉人に学び、生命を強くする ― 学習会を開催します。
    これまで7月に開催していた企画ですが、新型コロナウイルス感染症予防の観点から、10月に開催することにしています。

主な活動予定は以上の通りです。

また僕からの報告事項は次の通りです。

  1. 令和2年2月8日に開催された全国龍馬社中に出席した報告を行いました。総会への傘下は和歌山県から初のことだったので「いろは丸事件」の拘りを捨てて、和歌山県で発足した「紀州宗光龍馬会」によって「土佐と紀州」の関係が強く結ばれることになりました。坂本家十代目の認証を得て誕生させた和歌山県での「龍馬会」が両県の絆を強くすることになります。

    私達は龍馬を神格化させるのではなく、一人の生きた人間が志と行動によって薩長同盟や大政奉還などを成し遂げたことを学ぶことです。同じ人間ですから、志と行動力さえあれば、やるべきことを実現できることを、龍馬の生き様から学びたいと思います。

  2. 故郷の偉人である津本陽氏を顕彰するシンポジウムが延期になる予定です。これは新型コロナウイルス感染症を予防するための延期で、次年度の開催に向けたいと考えています。
  3. 日本書紀編纂1300年を記念して、和歌山県の観光キャンペーンとして訪れるべき地として日本書紀にご縁のある場所を紹介します。
  4. 令和2年5月8日に竈山神社で開催された雄誥祭について報告を行いました。宮司さんからの伝えるべきポイントは次の点にあります。「物語には神話と現実がありますが、このような話はグラデーションがかかっている部分の話です。つまり神話と現実をつなぐ話であり、神話として記されていることが現実に起きたことを示している」ことです。

本年度の事業計画を協議することで、「生きる」ことを伝えるための活動への機運が高まってきました。

企画書? チラシ?