たくさん問い合わせをいただいている、和歌山県の支援策の受付が開始されているので、以下に掲載します。
1.事業継続支援金
売上高が50%以上減少した事業者の事業継続に向け県独自の支援金を支給します。
(従業員規模に応じ原則20万円〜100万円)
2.県内事業者事業継続推進事業
売上高が20%以上減少した中小企業等に対し新たな取組に係る経費を補助します。
(補助限度額:100万円、補助率:補助対象経費の2/3)
3.教育訓練の推進
雇用調整助成金を活用して従業員の教育訓練を実施する場合、加算額に上乗せを実施します。(雇用調整助成金の教育訓練助成の加算額2,400円(中小)、1,800円(大企業)にそれぞれ3,000円上乗せ)
以上は5月15日から募集開始します。
4.観光関連事業者緊急融資(5月20日から県内民間金融機関で取扱開始予定です)
観光関連事業者に対して3,000万円上限の1年間無利子・全期間保証料免除の融資を実施します。
緊急事態宣言が解除された後の対応として、和歌山県では新型コロナウイルス感染の防止の観点から次のことの協力依頼をしています。緊急事態が解除されましたが、健康管理をしながら徐々に日常に戻りたいと思います。
ドラマ「JIN -仁-」再放送を観ました。こんな素晴らしいドラマがあることを知りませんでした。新型コロナウイルス感染症による影響を受けている時、大事なことを教えてもらいました。
歴史の中で生きている私達は、例え小さな役割であっても確かに歴史を作っているのです。歴史は現代進行形であり、予め決められてものではなく人の思いと行動によって決められていく、変わっていくものだということです。人は出会い、そこから物語を刻んでいく。その物語とは決して小さなものではなくて歴史そのものなのです。
生きている社会において、そして本人でさえ、いつか忘れていくかもしれない物語であっても、残るものがある。個人として持っておける物語があれば、それで良いのかもしれないと思えます。
最終回の橘咲さんの手紙には泣かされました。中でも次の言葉は、医師、南方仁が表面的には神の手の使い手であっても、人間としての優しさを持ち得た人物であったことを見抜きもそれこそが技術よりも人として大事なものだと訴えかけてくれるものでした。
とても大事なものの気づきを与えてくれる手紙です。人は人に対して辛さや苦しみを表面に出すことはありませんが、本当は心を傷つけています。そんなことを分かっている人がいる。感動の場面です。時代は江戸末期から平成へと移ります。何も残されていない歴史の中に咲さんの手紙だけが残されています。何も残されていなくても、その時代の歴史を築いてきたことを知らされます。
新型コロナウイルスによって社会は止まりましたが、そんな時、こんな秀作に出会えたのですから、得たものもあったと思います。