「交通安全対策で困っていることがあります」という依頼があり、雨でしたが現場確認を行いました。この場所は三叉路で、住宅地から市道に進入する際の見通しが悪いのです。大きくのぞき込まなければ走ってくる車が確認できないので、危険個所だと思いました。そこで安全に侵入できる対応を考えました。来週、対応することにしています。現場確認を終えた後、依頼者の皆さんと懇談する時間をいただきました。
「私達の地域でも高齢化しているので、より一層の安全対策が必要になっています。運転する時は気をつけていますが、住宅地の道路環境整備に対応してもらえると有り難いです」と話をいただきました。
これまでは問題が起きていない道路であっても、運転者の高齢化が進んでいるため危険個所になっているところがあります。地域の皆さんが危険だと感じているのであれば、現場確認を行い対応できるようであれば改善したいと思います。
このように地域の課題を地域内で話し合って依頼をしてくれることで、課題に対応できるのです。そのままであれば「どうしたら良いか分からなかった」という状況が続き、解決できないで時間が過ぎることになる恐れがあります。困った時に「片桐さんに頼もう」と思い出してくれたことは嬉しいことです。
一つの案件を終えることができたので関係者で集まって、この仕事の経過と得られたことについて話し合いました。一つの仕事を仕上げるにはチームとして仕事をする。チームとして機能する必要があります。ただチームは、仕事を進めているうちに結束が乱れることは多々あることです。そこで都度発生する課題に対応しながらチームとして協力し合い、その仕事を進めるのですが、その中で脱落するメンバーも出てきます。
それぞれ事情がありやむを得ないことですが、問題になるのはチームの輪を乱す人がいることです。「メンバーの批判をする」「チームに協力しない」「内部の話を外に不満として漏らす」などの人がいるとチームとして不満が溜まり、また疑心暗鬼になり乱れていきます。
そんな人には退場してもらうことが好ましいことですが、言い訳をしながら居残ることがあるので仕事の速度は落ちていきます。今回も同じようなことがありましたが、何とか仕上げることができたわけです。
仕上げることに協力したメンバーとは「この次も一緒に仕事をやりたい」と信頼関係と結束が固まるのですが、チームを乱した人とは仕事ができないことになります。仕事は信頼できるメンバーと行うことで成果が得られますから、仕事を通じて高め合える関係でなければならないのです。仕事を通じて成長していく関係にあるチームは、メンバーに素晴らしい結果と人脈を届けてくれます。
そして「新型コロナが収束した時に反省会をやりましょう」という話になりました。成果を得た後に得られる満足につながります。とても嬉しい懇談の時間となりました。今後とも仲間として発展していくことをメンバーで話し合いました。
新型コロナウイルス感染症対策で困っている方がたくさんいます。少しでもお役に立ちたいと考えて県としての支援制度もできましたし、支援制度の説明、給付金申請のお手伝いも行っているところです。
そんな中、「皆さんを応援するための協力をします」と協力依頼を申し出てくれる方もいるので、協力して「できることをする」ことになりました。皆さんのお役に立つことを実行しているところなので、皆さんが笑顔になり、人の心の温かさを感じて喜んでくれることを楽しみにしています。