活動報告・レポート
2020年5月15日(金)
和歌山県の食材
和歌山県の食材

和歌山県の食材の良さを伝える機会を設けました。和歌山県の食材の品質の高さに関しては、県内の私達は理解していますが、県外の方に伝えられていないと感じることがあります。県外で和歌山県の食材を使っているお店に出会う機会が少ないことからも、そう感じています。

そこで和歌山県の食材をPRするために、呼び掛けて集まってくれた皆さんに説明と食してもらいました。皆さんからは「おいしい」「とても新鮮」「素晴らしい存在なので、もっと県外でアピールすべきです」などの意見をいただきました。和歌山県にこれだけの食材があることを認識していない人が多く、「もっと県外でPR機会を作らなければ」と思いました。

参加した方からは「和歌山県にこんな良い食材があるとは知りませんでした。もっと使うために県外での売り込みが大事だと思います。一級品の素材なので一流のお店で使ってもらえると思います」という意見もいただきました。

意見交換をしている中で「もしかしたら交通機関での移動時間の距離感や心理的な距離感が、和歌山県の食材が知られていない距離感につながっている」ように感じました。

大阪府から和歌山県を見た場合「遠い」というイメージがあります。「遠い」ことが交流機会を奪っているように感じたのです。「和歌山県は遠いから打ち合わせに行くことが面倒だ」「移動時間が長いからコストが高くなる」など感じているように思いました。

新型コロナウイルス感染症予防の観点から、これまで以上に食品には健康的で衛生管理ができている。そして安心と安全の提供が求められるようになりました。和歌山県産の食材は、これらの条件を満たすもので、味と新鮮さを分かってもらえたら、県外のお店でも使ってもらえると感じています。

まだまだ大阪府と和歌山県との距離感は縮まっていないように感じていますが、和歌山県は大阪府から近いと分かってくれることで、和歌山県産の食材も鮮度を維持した状態で入手しやすいと感じてもらえると思います。打ち合わせの機会を持つことや、交流を通じて物理的、心理的距離を縮めることで流通が始まることを期待しています。

そして本日、和歌山県産の食材を体験する機会に際して、素晴らしい食材を提供してくれた皆さんに感謝しています。

ICTオフィス

和歌山県でのICTオフィス設置について協議を行いました。新型コロナウイルス感染症対策として在宅勤務が実施されたことなどから、ワーケーションの需要が高まっていると思います。

人が込み合う通勤や比較的余裕の少ない事務室などでの仕事など、職場環境が見直しされる機運も感じます。そこで和歌山県としての受け皿の用意と企業誘致の方法について協議を行いました。

首都圏からのワーケーションオフィス需要は高まると思うので、需要に応えられる環境を整備することを考えています。仕事のあり方を見直すことがウイルスと共存する社会を生きるために必要なことですが、これまでのように決められた勤務形態で良いのかどうかは会社としてよりも社会としての検討課題です。

在宅勤務が可能な職種があれば、和歌山県でワーケーションすることも検討できると思います。例えばICTオフィスを構えている白浜町の場合、羽田空港から南紀白浜空港までは1時間のフライトですし、空港からオフィスまでの移動時間も短いのです。都会とは違う景色を見ながらの仕事は従来と違い発想が生まれるのに適していると思います。

新型コロナウイルス感染症発生が社会の転換期になるものであり、和歌山県はその見直しされた後の社会の受け皿になり得ると思いますので、更にオフィス環境整備を進めることを話し合いました。