風吹山弁財天の月並祭でご祈祷してきました。世の中の平穏と希望につながることを願ってのことです。現代、それぞれの分野の方々が自分で社会での役割を担って、困難を乗り越えようとしています。医療関係者を筆頭にお弁当の宅配を始めた方、オンラインでセミナーを始めている方などがいますが、祈りを捧げることも困難を乗り切るために必要なことです。
今日の月並祭では、降り立った神様が滞在していて祈祷師の方々は「今日、この場に長くいますね」というほどでした。炎を立てて神様を迎えるのですが、前回よりも願いが届いているように、お米を奉納した時の炎が奏でる激しい音が室内に響きました。この音は「降り立った神様が願いを聞き入れてくれる時は激しい音になり、聞き入れてくれない時は音が消える」ということですから、今日の音の響きは激しかったので、願いは届いたと感じています。
人間の真剣な気持ちを込めた祈りは天に通じると思いますから、この場にいた私達の願いは天に届いていると確信するものです。
ところで風吹山弁財天の像に刻まれた「風吹弁財天」の文字は、元和歌山県知事小野真次氏の書であることを知りました。参加していた方から「元知事の書ですよ」と聞いたのでよく見たところ、「和歌山県知事 小野真次」と名前が刻まれていました。どんな経緯で書かれたのか分かりませんが、知事の書が刻まれているからには和歌山県にとって重要な場所だと思われます。
激しいご祈祷の末、いつもよりも長く神様がいてくれたことで安堵感が漂いました。行動した後には、信仰心を持って祈ること、そして心に栄養を取り入れることが大事だと思います。ご祈祷の最後には、いつものように氣合いを入れていただきました。氣合いを入れてもらった時、身体に悪いところがあると火傷をするように熱さを感じるようです。僕の場合は気持ちが良くなるので身体は大丈夫だと感じています。
起業した若い経営者と懇談する時間を確保しました。IT系の会社で勤めていたのですが、プログラミングの技術を子ども達に伝えたいと起業したものです。この技術は「現代社会で生きるためのもの」を目指しているもので、それは「和歌山県には生きるためのプログラミングを教えてくれるところがない」ので、自分で教えたいと考えたそうです。
当たり前のことですが、仕事で生かせる技術は学校で学んだだけで通用するものではないので、仕事で生かせる技術、和歌山県でいながら中央でも通用する技術を身に着けることを目指しています。
新型コロナウイルスの影響から、今後は更に人と接触しない仕事が重要視されるようになると聞くことがあります。そのことを見越して備えることを念頭に小さな種から芽が生まれることになります。
45.健康と美容の仕事と教室をしている経営者と会いました。「今は生徒さんに来てもらうことをしないで、オンラインで講習することも検討してます。実践は必要ですが、自習してもらえる仕組みをオンラインで作ろうと思います」ということです。人と接触できない時期にあって、ここでも新しい取り組みに挑戦し始めています。その意味で「和歌山県の支援策は遅かったですが、今日、説明を聞かせてもらったことから使える制度があるので活用したいと思います」と話してくれました。
46.今怖いと思っていることは、これ以上、休業する事態に陥ったなら、飲食店をしている人達の気力が消えていくことです。若い人は職種を変えていきますし、ベテランは「これを機会にもう止めよう」と思うことが心配です。同業者からは既にその話を聞くことがありますし、その兆しを感じることがあります。やる気が失っていくことが怖いことで、もし再開できるようになっても店舗数は減少していると思います。
47.和歌山県でも支援策がようやく出てきましたね。支援は有り難いので、支援策の内容を確認して活用できればと思います。支援策の中には困っている人が使えない場合があるので、和歌山県のものは困っている人が使えるような支援策であることを願っています。