活動報告・レポート
2020年5月1日(金)
和歌山県支援策発表
和歌山県支援策発表
和歌山県知事 記者会見

これまでの訴えが実りました。和歌山県として「新型コロナウイルス感染症に係る支援策」を発表することになりました。数週間に亘って皆さんの意見と要望を伺い、知事や所管幹部に訴えてきましたが、ようやく実現することになりました。皆さんの思いに基づく要望、そして要望活動が実ったことを嬉しく思います。中々、支援策が具体化するまでに至りませんでしたが、「大型連休前までに実現させる」ことを念頭に要望をしてきたことが現実となり、少しほっとしています。

具体的な申請方法や対象者などの詳細はこれから煮詰めていくことにしていて、発表は大型連休後になります。

今回の支援策の総予算は約40億円で、5月11日に臨時議会を開催し、そこで補正予算と支援策などの議案の審議を行い可決後、速やかに実行に移す予定になっています。

今日まで苦しさに耐え、励まし合い、共に行動した皆さんと共に喜び合いたいと思います。ただ私達は、新型コロナウイルスと戦っている医療関係者を始めとする皆さんに引き続き感謝の意を示していますし、経済活動が元に戻るまで長い時間を要することになると思います。

それまで現状を耐え抜くこと、希望を持って日常生活を過ごすことなど、まだまだ戦いはこれからです。県政は県民の皆さんが希望を持てる光の役割を果たしたいと考えています。

「和歌山県で立ち上がった支援本部は『光』です」という意見もいただいているように、支援本部の方々、そして本部長に心から感謝しています。

さて今回の支援策は和歌山県独自のものが中心になっています。

1.事業継続支援金。

売り上げが50%以上減少した事業者が事業を継続できるように、会社の従業員の規模などに応じて20万円から100万円を支給するものです。

想定しているのは、売り上げが50%以上減少する事業者で約8,000社と推定しており、約17億円の補正予算を組むことにしています。

2.県内事業者事業継続推進。

(1)売り上げ向上のためにデリバリーの導入やオンライン事業など、現在の危機的状況を乗り越えるための事業支援、および安全と安心を確保するための事業に対する支援など100万円を限度に対象経費の3分の2を補助します。

(2)持続化給付金申請サポート。

事業者がスピーディに受給できるよう、申請を円滑に進めるために商工会議所内でのサポート体制を整えます。

(3)雇用調整助成金サポート。

相談窓口の設置とアドバイザー、社会保険労務士を希望先に派遣して申請手続きを支援します。

(4)教育訓練の推進。

雇用調整助成金を活用した従業員の教育訓練に対して3,000円を上乗せします。

(5)観光事業者を対象とした融資については3,000万円を上限に、1年間、無利子と保証料を免除する新たな融資枠を創設します。

これらの総予算は約21億6,000万円の補正予算としています。

Covid19に関する皆さんからの意見7

今日も皆さんからの意見を届けます。支援制度ができることを目指して、皆さんの意見と要望を頂戴していますが、今日支援策を発表することができました。

発表前までの意見ですが、皆さんが思っていた記者発表前までの思いを記録するため以下に記します。

37.和歌山はもともと、資金力のある企業は少ないように思っていて、ほんとこの休業要請に対して、県からの気持ちだけでもサポートがあればみんな頑張れると思っています。

38. この状況で何が大切か、それを的確に判断、即行動。これが人と人との心の触れ合いだと思います。今の知事は現場の状況を知らないため創造力が甚だしく欠落している。

39. 和歌山県で立ち上がった支援本部は「光」です。県民のために頑張って欲しいと思います。

40.先日の知事の記者会見を見て、聴いて、私は少しおかしいと感じました。延々と、自分がこんなに頑張ってるんだ。医療の体制はこのようだともう読み切れないくらい同じことばかり繰り返していて。県民の心に寄り添う言葉が一言もなくて、「僕は、僕は、こんなに頑張ってるんだ、僕が一番すごいんだ」のような言葉を並べてばかりでドン引きしました。

「がんばるとか、しんどいとか、困るとか」、これではトップはいらないですよね。一人一人に寄り添うために「こんなことをします。だからみなさん、共に前へ進みましょう」みたいな言葉を言えないもんですかね。

41.知事に言いたいです。他府県のように休業要請による補償をお願いしたいです。「我慢はしろ、会社が潰れたら自業自得だ」と言っているように聞こえます。

42.国からの予算はどこに使うつもりなんでしょう?協力金に使って良いと国が言っているのに。

緊急事態宣言も6日以降もまだまだ続きそうですし、民間で困っている人や事業者は気力も体力も財力も底をつきますね。その後どうなるのか、知事は想像出来ないんでしょうか。

43. 知事も県民がドラフト会議して決められたら良いのにと思います。そうなると大阪府の吉村知事に選択が集中するでしょうけど。それに大阪市は上下水道の基本料金を無料にするらしいですね。他の自治体でもそれをする所があるとニュースで聞きましたが、和歌山県は何があるんでしょう。本当に大阪府が羨ましいです。

そして、知事は自分の腹は痛めずですよね。民間のことを考えてくれていないことは恐ろしいです。

44.知事には全く心が無いですね。なぜ自分の足でこの街の今の本当の姿を見に来ないのでしょう。他の県の知事、市長が本当にうらやましいです。和歌山県を棄ててしまいたい、というか、今回のことで和歌山県は大阪府に吸収されてしまえばいいのにと思います。