活動報告・レポート
2020年4月27日(月)
Covid19に関する皆さんからの意見4
Covid19に関する皆さんからの意見4

休業要請の対象になっている方、売り上げが落ち込んでいる方など、継続してお困りになっている皆さんからの意見を聞かせてもらっています。皆さんからの意見の第四弾です。

28.結局、中小企業の支援と言うばかりで、国の制度融資と県の無利子の貸付の利用を訴えているだけです。中小企業が大事だと言うけれど、和歌山県としての支援はないですから。直ぐに支援に動いてくれないから、この先、何か支援を考えてくれるとしても期待もしていませんが。他の府県よりも後に支援策を打ち出すのであれば、それらを超える施策でないと後追いになるから、事業者の高揚感はないですよ。

29.今日から休業に入っていますが、その間、持ち堪えるための資金貸付として100万円の融資を金融機関に申請しています。しかし何の連絡もないので「貸してくれるのか、駄目なのか不安になります」。仮に貸してくれるにしても、5月中旬までに資金がないと家賃、駐車場代の支払いがあるので厳しいのです。私は確定申告をしていますが、飲食の仕事で数カ月分、お客さんが来なくてもやっていけるだけの貯蓄なんてできませんし、貯められないのですよ。

貸付を受けられたとしても返済していきますから、毎月の売り上げが倍増するなどの要因がなければ、生活がありますから頑張りますが返済に窮してしまうことになるのは予想できます。少しでも支援があるとどれだけ有り難いことか。小さなお店の現実を分かってくれていないのですね。そのことをとても残念に思います。

30.お弁当を始めています。買いに来てくれるお客さんに心から感謝しています。お店を閉めたので、お弁当の販売をしないことには生活ができません。お店の家賃とマンションの家賃の支払いがあるからです。飲食店をやっている人でお店の家賃だけ支払えば良いという人もいるでしょうが、マンションやアパートの家賃を支払っている人は多いと思います。このままでは生活ができなくなります。お客さんに支えられていることは感謝するばかりですが、和歌山県知事は冷たい人ですね。事態の深刻さは現場で働いている私達が一番理解しています。でも知事は現場にいないし休業要請して終わりですからね。

31.もうこの状況が夏まで続くとなれば、会社の状況も本当にヤバくなりそうです。どこまで持つのかは、経営陣しか分かりませんが。恐らく、和歌山県の民間はどこも元々体力がないので、相当キツイと思います。中でも飲食業界や観光業界の売り上げの落ち込みはひどいでしょうから。

頼みます。和歌山県の飲食業や観光関連業が本当に死んでしまいます。

知事宛てに要望

先週末から皆さんから聞かせてもらっている意見を知事宛の要望として届けました。皆さんの思いを強く訴え続けています。

要望した内容は次の通りですが、皆さんからの意見を要望書と同時に書面で伝えています。

和歌山県知事 仁坂 吉伸 殿

休業要請の対象および売り上げ減少等によるお困りの事業者への
協力金支出等の要望について

【要 望】

和歌山県議会改新クラブとして、今回の休業要請に伴う対象事業者および売り上げが減少している事業者に対する協力金の支出について強く要望いたします。

また知事の「困っている人への公平、公正な支援」について分かりやすい言葉で県民の皆さんに発信してくれることをお願いいたします。「困っている人を支援します」の内容を県民にはっきり示していただくことも要望いたします。県民に今後の安心を与えてくれることをお願いいたします。

加えて、国が都道府県に対して一兆円の交付金が検討されていることから、本県には最低でも100分の1としても100億円が入るのであれば、支援金として中小零細企業や個人事業主に、知事のせめてもの誠意の気持ちとしてお渡しできるのではないでしょうか。合わせて検討いただきたいと要望します。

以下は、休業要請に対する休業補償は実施しない旨の発言を受けて、多くの事業者からの意見を記します。知事は記者会見の質疑において「県の休業要請対象業種も可愛い和歌山県の業界ですから、困っていたら助けると。休業要請しなくても、本当に困っているなら助けると。分け隔てなく助ける」と答えていることもあり、今回、事業者の皆さんからの意見、要望を伝えます。

皆さんからの意見と要望については「休業要請に伴う協力金について」「インキュベーションルームの取り扱いについて」「大阪府の支援との比較について」に分類して知事宛てに伝えています。