活動報告・レポート
2020年3月28日(土)
新型コロナウイルスの影響
イメージ

知らないことを知っている数字などで伝えてくれるとイメージが湧きます。ヨーロッパで乗り換える必要があります。乗り換えるヨーロッパの都市はローマやパリだそうです。例えばローマからチュニジアまでの飛行時間は1時間ですが、そのことを和歌山大学のマグレビ・ナビル経済学部長が「東京から大阪までの距離と同じです」と例として話してくれました。「東京から大阪まで」。これだとイメージが明確になります。チュニジアはローマから遠い国ではなくて、1時間で行ける近い国だとイメージできます。

「アフリカにあるチュニジア」と聞くと「遠いなぁ、行けない国だ」と思いますが、「ローマから飛行機で1時間のところにあります」と聞くと、「行ける距離の国」だと思えます。チュニジアという国は知らない国だとすれば、そのイメージを伝えてくれるだけで全然違います。

知らないことは例を用いることでイメージできることがあります。不思議なものでイメージできると親近感が湧いてくるのです。何かを伝えたい時はイメージできるような事例を用いることも方法です。

皆さんからの意見
  • 「政治家の言葉は巧みでなくても、誠実であれば十分に伝わるはずのものだ。せめて正直に、自分の言葉でまっすぐに語りかけてほしい」と伝えてくれました。そして「いざ国難という場面では、にわかに引き締まった言葉でシンプルなメッセージを発信することができる」ことが資質だと説明してくれました。
  • 令和2年2月議会の「和歌山県議会だより」のテレビ放送を観た人から「態度の悪い議員がいることに驚いています。県民の代表としてしっかりとした態度を示して欲しい」と問い合わせがありました。このように、「県議会だより」を見ている人からたくさんの意見をいただいています。
新型コロナウイルスの影響

新型コロナウイルスの感染拡大が治まりません。首都圏での感染者が増えていますが、今後の各方面への影響が懸念される事態になっています。そんな中、ドイツのメルケル首相がドイツ国民に発した声明が「とても素晴らしい」と連絡をいただき、早速、拝見しました。力強く、しかも思いやりと優しさに溢れた素晴らしい声明だと思いました。発した言葉に力強さと優しさがあり、しかも誤魔化しのない自分の言葉で伝えています。世界のリーダーとは、この人のことを指すのだろうと感じました。

そして今日も何人かの経営者と話を交わしました。

・リフォーム事業者。

仕事が減少し始めています。減少の理由は、元受けから仕事の依頼が減少していること。キッチンやトイレなので機材が入ってこなくなったこと。個人宅では「今、家に入らないで欲しい」と依頼があることが原因です。

元の仕事が止まっている。機材が入らないこと。そして接触を避けたいことにより、リフォームの仕事も減少傾向にあるのです。「現時点では大丈夫ですが、この状況が続くと資金繰りが厳しくなります。特に税金の支払いが4月にあるので、年度末の竣工が挙げられない現場の請負代金は入らないので、4月末の税金は頭が痛いところです」、そして「政府には消費税減税を検討して欲しいと思います」とも話してくれました。消費税、法人税、取得税、固定資産税など、今こそ減税が必要だと思います。

・運送会社。

運送には他の業種と比較すると影響が少ないと思います。ただ東京に入れないことや東京に荷物を運んだ帰路の荷物がないことも発生しています。復路の荷物がなければ収益があがらないので、このような状態が続くようなら考えないといけません。早く収束してくれないと影響が出てくると思います。そんな話を聞かせてくれました。