活動報告・レポート
2020年3月27日(金)
和歌山大学後援会経済学部支部
和歌山大学後援会経済学部支部
和歌山大学

和歌山大学後援会経済学部支部の会計報告に出席しました。出席者は経済学部長、支部長、会計監査、室長を始めとする皆さんです。僕は副支部長として出席して、令和元年度の決算案と令和2年度の予算案について審査に加わりました。

令和元年度は大学内の設備環境を整備するために予算出動をしています。この環境整備は在校生の意見を聞いて後援会として実行に移すものです。大学の学生の比率は、以前は男子生徒が多かったのですが、男女比は縮まり女子生徒の比率が高まっています。そのため大学内の設備の中で女子生徒が必要とする設備の要望があり、役員会で検討した結果、「実施する」ことに決定したものです。後援会として在校生の要望を聞いて、「やるべきこと」であれば実施したいと考えています。

その一つとして新型コロナウイルスへの対応について提言しました。予算科目の中には「環境整備費」がありますから「学生のために消毒液などを購入して、教室の入り口に備えることも必要だと思います。授業を受ける学生、担当する先生の安全のために、後援会として消毒液を購入することは支援になると思います」と話しました。

現時点においては、新学期は4月8日から始まる予定です。なお4月5日に予定していた入学式は既に中止が決定しているので、当日はガイダンスだけになります。ガイダンスの時間も短縮することや、学生を一度に教室に集めないで班分けを行い、少人数で説明をすることにしているようです。

今年の新入生が戸惑うことなく、安心して学生生活に入れるような支援が出来れば良いと思っています。

また経済学部長からの話もありました。「ガイダンスでは、学生に対して健康は自分で守るべきもので、教育は大学に任せて欲しいと話すつもりです」ということです。自分でできること、つまり健康を守るための備えは自分がやるべきことで、新しい知識を得ることは自分だけでできないので、大学が生徒に与えてくれるものです。

「やれることはやる、任せることは任せる」。同経済学部長の方針だと思います。

また新型コロナウイルスへの対応は「まだどんなWaveになるか分からないので、どんな対応にするか検討しています。Waveが小さくなれば通常の授業を実施できますし、収まらなければ授業のやり方を考えなければなりません。Waveを見て判断することにしています」ということです。経済学部の授業の中には、同じ教室、最大約300人が同じ場所で受講する、密室などの環境に置かれます。どんな授業にするのか初めてのケースなので、生徒の安全を考えて対応を検討しているようです。

売り上げ減への対応

今日も新型コロナウイルスで売り上げが落ち込んでいる事業者の方と面談し、金融支援について協議を行いました。昨年度の売り上げと直近三カ月の売り上げを比較して「2月以降は売り上げが落ち込んでいる」などを始めとする数値データから、対象になるべき数字であることを確認しました。令和元年度の決算見込みを算出して金融機関と協議に入ることにしています。

作業の途中、金融機関に電話を行いました。話をしたところ「今回のセーフティネットを活用した融資の相談と書類提出件数が非常に多いので、審査と書類作成などの作業に相当な時間を費やしています。事業者のお役に立つため、早く資金提供するためのお手伝いをしているのですが、件数が多くて時間がかかっているのです。こちらも審査を急いでいます」という話をいただきました。事業者も金融機関も、そして行政も、今後の経済活動を減速させないように、立場は違っても同じように全力を尽くしています。