活動報告・レポート
2020年3月26日(木)
新型コロナウイルスへの対応の必要性
健康チェック

血液検査などの健康チェックを行いました。これは定期的な検診なので、新型コロナウイルスとは関係のない行動です。また体重の増減はなく維持できていることを確認しました。

昨今の状況から、改めて健康でいられることの有り難さを感じますし、健康を維持するために心掛けておきたいと思います。健康でいて当たり前という意識ではなく、健康は自ら意識して維持するものである。今回の状況から「清潔を保つこと。健康管理の大切さ」を意識するようになりました。これからもそんな気持ちでいたいものです。

新型コロナウイルスへの対応の必要性

ホテルでも、宿泊や懇親会の予約のキャンセルが相次いでいる話を聞かせてもらいました。本日時点で、3月の売り上げを集計したところ「40パーセントの減少」ということです。取り巻く現状と今月の残りの期間を考えても増える要素はなく、売り上げ減、利益減の結果になると思われます。

飲食店やホテル、観光事業者は直接、新型コロナウイルスの影響を受ける業種なので、経営環境は厳しさを増していますし、さらに不安なのは「予約が入らないので、この先が見えない不安があります。好調だったインバウンドのお客さん、特にアジアからのお客さんも止まっています。もしかしたら今年いっぱいは回復しないかもしれません」という見込みも説明してくれました。

そもそもホテル経営は、お客さんが減少しても固定費はほとんど変わらないので、ストックとの関係がありますが、毎月の必要経費の支払いが厳しくなっていく勘定です。

そのため「政府の対応に期待していますが、できれば固定資産税の減免などの対策を早急に実行して欲しいと思います。減免措置を打ち出してくれたら乗り切れる気持ちになりますが、このままでは経費の支出や税金のことなど先の見通せない不安が消えません」ということです。

そして「幸い取引関係のある銀行からは融資の電話をいただいていますが、返済のことを考えると収支見通しも立てなければならないので、簡単に借りるという判断はできません」と話してくれました。

この話から、新型コロナウイルスの影響でホテル事業に関して経営環境がますます厳しくなっていることを感じています。当たり前の日常が薄れていくような感覚があります。

また「国際観光ホテル」に登録しているホテルに対して、固定資産税の減額措置があるようで、適用を受けているホテルは建物に対して40パーセント減額措置があるのですが、毎年、5パーセントずつ減税措置額が減少していく制度になっていると聞きました。

「せめてこの固定資産の減税措置を継続することやパーセントの減少を止めるなどの緊急対策をお願いしたいと思います。ホテル事業のみならず観光事業に関わる業種は、このままでは存続できるかできないかの問題になっていきます。是非、固定資産税の減免措置の検討を早急にお願いします」という依頼を受けました。

続いて貿易の仕事をしている方と話しました。「現在、社員は出社させないで、全員テレワークに切り替えています。事務所には誰も来ていません。通勤時の感染リスクを考えて判断した結果です。ただ外国との仕事の話は止まっています」ということです。

東京都の外出の自粛や感染の広がりなどの状況によっては、さらに地方都市にも影響が及んできそうです。今月に入って経営者からの相談が増えていることから、感染を食い止めること、そして影響を受けている企業への経済的支援の必要性、緊急性が高まっていると感じています。

ミーティング

「チーム片桐」のミーティングを行いました。4月に予定していたイベントに関して開催要否を協議した結果、開催を見合わせて延期することに決定しました。時期は状況によって見直しがあるかもしれませんが、7月まで延期することにしました。今後の動向を見ながら適宜判断していくことにしています。