活動報告・レポート
2020年3月19日(木)
エフエムワカヤマ
エフエムワカヤマスタジオ

和歌山市にあるエフエムワカヤマの塩屋スタジオで新年度の企画に関する協議を行いました。二つの企画について話し合ったところです。

一つは「子ども達の夢を叶えるための企画」です。子どもの夢を聞かせてもらって、大人がその夢を実現するためのお手伝いをする企画です。例えば「エフエムラジオのパーソナリティをやりたい」という夢を届けてくれたなら、ラジオでの話し方などのレッスンを行って番組に登場してもらうこと。

例えば「みんなの前で歌いたい」という夢を聞かせてくれたなら、歌のレッスンを行ってライブハウスなどで歌う機会を設定すること。

例えば「宇宙飛行士になりたい」という夢を番組に届けてくれたなら「宇宙関連の仕事をしている人に来てもらって話をする機会を設ける」ことができます。

大きなお手伝いはできないかもしれませんが、和歌山市にいながら実現のための応援はできると思います。大人が子どもの夢を叶えるお手伝いをすることで、子どもの将来の夢を実現させることができたなら、地域として素晴らしいことだと思います。

そんな夢を叶えるお手伝いの番組を検討しています。

もうひとつが困難に直面している子ども達を支援する企画です。困難に直面している子どもが声をあげてくれたら存在が分かるのですが、声を発せない子どもはたくさんいます。声を届けることができない子ども達の周囲の大人がこの問題に関心を持っておくことで、そんな子どもを見つけることができる可能性があります。家庭内暴力や虐待を受けているなど行き場のない子ども達がいることの問題提起と、そんな子ども達に気づけるような大人であって欲しいので、関心を持てるような企画について話し合いました。

社会に潜むこの問題を認識することは決して簡単なことではないので、現状を伝えること。専門家やこのことに関係した仕事をしている人などをゲストでお迎えてして情報を発信したいと考えています。

どちらも子ども達を応援する企画です。地域社会で子ども達を守るシステムがあるように、行き場のない子ども達を守れるようなしくみを作りみんなで応援できるようなればと考えています。立場が違うと考えることや思うことは違いますが、そんな違いを超えて子ども達を守る社会づくりに貢献する番組を目指そうとしています。

そんな環境を築くことで、子ども達が和歌山市を好きになってもらえる企画を進めたいと考えています。

スケートパーク
わかやまスケートパーク

令和2年3月29日の日曜日にオープンする予定の「わかやまスケートパーク」の現場に行きました。スケボー愛好家の熱意と県教育委員会や関係個所の尽力をいただき、今月オープンすることになりました。長い間、和歌山市にスケボーを楽しめる場所の設置を望んでいた多くの方々の夢が実現することになります。

このスケートパークを設置した敷地内には、野球場とテニスコートがあります。スポーツを楽しめる場所として多くの人に利用してもらいたいと願っています。

そのために必要なことは、安全管理と秩序の維持などです。安全で健全な場所であることが楽しく利用してもらうための条件で、治安に不安がある場所であれば利用者は訪れません。スポーツを健全に楽しめる場所であるために安全管理は絶対条件なので、現地で関係者と安全管理に関する話し合いを行いました。

器物破損や犯罪を抑止するための方法を取り入れる方向で検討しています。犯罪行為をさせない、良識ある行動につながるような安全対策を講じたいと考えています。

わかやまスケートパーク公衆トイレ

そのひとつとして、この場所に設置している公衆トイレの器物破損を防ぎ、きれいに保つことを考えています。今日、現地で確認したことは、悪戯で割られていた洗面台のガラスを取り付けていたこと。そしてトイレットペーパーの取り付け器具も壊されていたのですが、新たに取り付けていたことです。何度も壊されていて、発見次第、修復しているのですが、これからは壊されないような取り組みをすることを検討しています。

またこの公衆トイレをきれいに維持するために施設の利用者が掃除することも協議しているところです。スケートパークができてトイレが汚くなったと思われないように、維持管理につながる取り組みを実施したいと考えています。