活動報告・レポート
2020年3月10日(火)
わかやまスケートパーク
わかやまスケートパーク

わかやまスケートパークの完成が近づいてきました。予定では令和2年3月29日にオープンすることになっています。当初は竣工式典を行う予定でしたが、新型コロナウイルスの予防の観点から式典は中止することに決定しました。ついては3月29日の午前10時から利用できることになりますので、是非ともこのパークを訪ねて欲しいと思います。

「和歌山県でスケートボードを楽しめる場所が欲しい」「練習場が欲しい」という要望に応え完成した施設ですから、利用のルールとマナーを守って利用して欲しいと思います。

わかやまスケートパーク概要は次の通りです。

  • 場所 和歌山市雑賀崎2017番地
  • 休園日 なし
  • 開園時間 午前9時から午後5時まで
  • 利用料 無料
  • コース面積 979m²
  • 総事業費 約5,000万円
  • 特長 初心者から上級者まで対応できるコース設定を工夫し、観覧スペースも備えて競技会も可能な施設です。和歌山県としては、競技力の向上と競技人口の拡大を図ることを目指しています。

待望久しかった施設ですから、ルールとマナーを守り利用して下さい。

わかやまスケートパーク わかやまスケートパーク

本日、現地を訪ねて施設を確認してきました。コンクリートの上にオレンジ色の器具が設置されて、きれいに仕上がっています。設置された器具は「複合セクション」「クォーターランプ」「コーナーバンク」「エレファントノーズレール」などがあり、初心者用のフリースペースも設けています。オープンしてからここで練習をするスケーター、観戦する皆さんがいて、パーク内に明るい声が響くことを願っています。

わかやまスケートパーク

施設を見学した後、最初に「片男波では若い人たちがスケートボードの練習をしています。スケーターの人達は、楽しく練習できる場所が欲しいと願っています。和歌山市にスケートボード練習場を設置できないものか」と相談を受けたTさんを訪ねました。

当時、Tさんから相談を受けて、スケーターの皆さんと懇談の機会を設けてもらいました。スケーターである彼らの思いを受けて「和歌山市にスケートボード練習場を作ろう」と話し合い、その後、署名活動を行ったこと、県議会本会議で取り上げるなどの行動を行い、その結果、所管である教育委員会で予算化したものです。

Tさんが「若い人が片男波の堤防や公園でスケートボードを楽しんでいる姿を見て、何とか練習施設を作れないかと思います。彼らの一所懸命に練習している姿を見ていると応援しなければと思います。片桐君、力になってやって下さい」と相談を受けた日を懐かしく思います。

わかやまスケートパーク

かつて片男波海岸に短期間ですがスケートボード施設が仮設で設置されていたことや、たくさんの愛好家がいること。そして熱心に誘致活動を行っている皆さんがいることなどを知り、懇談した後に「本会議で一般質問を行おう。そして2020東京オリンピックまでの完成を目指そう」と提言しました。当時、まだ何もなかったものが形になりました。まだ存在していないものを生み出す力は強い思いと行動力です。見えないものが見えるものを生み出してくれるのです。だから見えない思いを信じて行動することが大事なことです。

苦労した末に完成した施設ですから、誰でも楽しく利用できるパークとして皆さん、活用して下さい。

その他
  • 新型コロナウイルスの影響を受けている中小企業などに対する無利子融資の取り扱いについて話し合いました。具体的な対応は、政府の方針が示されてからとなります。今、真に必要とされている政策です。
  • トランプ大統領の「給与所得税の減税」について話し合いました。この決断力と迅速性は、アメリカが世界のリーダー国であることを示しています。日本経済が失速する兆しのある中、アメリカと同様に減税は必要な対策だと考えます。政府の決断力が試されています。