県議会の午前、二人目として一般質問を行いました。本日の質問項目は次の通りです。
(1)供用開始に伴う利用方法について
(2)わかやまスケートパーク設置及び管理条例第3条の規定について
(1)和泉山脈で計画中の太陽光発電の進捗状況について
(1)ロケット・衛星開発部門の企業誘致と同部門への県内企業の参加促進と高等教育機関等と連携した宇宙教育の推進について
(1)水道広域推進プランについて
この議会での一般質問は、県条例改正案と令和2年度の新政策を中心に議論を交わしました。スケートボード施設設置、宇宙教育に関しては、これまでも本会議で取り上げて実現に向かっているものですし、太陽光発電事業に関してもこれまで何度も本会議で議論を交わしてきました。それぞれの課題が政策として前進していることを確認することができました。また老朽化した水道管対策を始めとする水道事業に関しても、県の役割があるためその方針を質すことができましたし、道路の安全確保の問題は、地域生活に直結しているものなので、県当局と認識を共通にしておく必要があると考えて取り上げたものです。
またチュニジア共和国との友好関係については、数年前からチュニジア大使や桜の植樹を行ってくれている皆さんの活動があり、和歌山県や和歌山市、そして和歌山大学などとの関係が深まってきたことから、大使との懇談内容を報告したものです。国レベルでの交流が前提となりますが、和歌山県も友好関係を築くことを考えておきたい課題です。
今年も「さくらグループインターナショナル・ジャパン」を始め、和歌山県から有志の皆さんが同国を訪問する予定があります。アフリカの大地で和歌山県産の桜が成長している姿を想像すると、微笑ましいことですし応援したくなます。日本庭園では桜の木が育ち、和歌山大学ではオリーブの木が成長していく。これこそ両国友好の証だと思います。一度、つないだご縁を大切にすることが、これから何かを生み出すための根となるので、これから枝葉をつけ、果実を実らせることを期待しています。
このように民間で友好関係を深めてくれているので、関係性を維持、発展させることに関して県として認識しておいて欲しいと思います。
皆さんの応援の力によって、一般質問の質疑を無事終えることができました。やはり応援に来てもらえることはありがたいことだと思いますし、応援してくれる人の存在が力を与えてくれていると思います。
そう思うと「県政は誰のためにあるのか」の問いが一層明らかになります。県民の皆さんの安心と安全、そして願っていることを実現するために県政があるのです。
日本社会は大きいので、国と地方自治体。企業と県民である私達という関係性があります。
大きいものが強い立場に立つのではなくて、同等の立場で議論を交わすために議員の価値があると考えています。安心と安全、そして豊かな生活のために政策の実現を目指すこと。そして最低限、政策立案において少数意見の留保につなげるよう提言を続けますので、引き続いてのご支援をお願いいたします。