活動報告・レポート
2020年3月4日(水)
一般質問二日目
一般質問二日目
一般質問二日目

一般質問は二日目に入りました。今日は4人の議員が登壇して知事を始めとする当局と県政の課題について議論を交わしました。その中で空き家や健康長寿の問題などの論戦があり、県政の課題を共有できています。

和歌山県の空き家率は、山梨県に次いで全国で二番目となっていますから、現在空き家対策の取り組みを実行しています。また人口減少は関西の全ての府県で起きているのではなく、和歌山県が減少しているとの指摘もありました。人口が減少するから空き家が増える。人口が減少するから高齢化率が高くなるなど、これらの課題が発生している原因は絡み合っています。

このように公式の場で議論を交わすことによって、それぞれの議員が着眼している課題が見えますし、県政を前進させる力になっていることを感じます。先輩議員が「県議会議員は県下で42人いるのだから、それぞれ課題を持って議会で議論をすれば、42もの課題を前進させることができます。そうすれば和歌山県は良くなります」と話してくれたように、一般質問の機会はとても大事だと思います。

ところで登壇する同僚議員の方達が「何度目の一般質問となります」という切り口で質問を始めることがあります。これまであまり意識をしていなかったのですが、「一体、何度登壇しているのか」と思ったので過去の議事録を見返して確認してみました。

県議会議員(4期)として、令和2年2月議会を含めて38回目。関西広域連合議会で1回。和歌山市議会議員(1期)として11回でした。合計すると50回登壇していることになります。

県議会議員の任期は1期4年ですから、1期当たり16回の議会が開催されています。従って、これまで52回の議会を経験していることになります。37回を52回で除すると約71.1パーセントとなります。和歌山市議会時代は11回を16回で除すると約68.6パーセントとなります。

これらの数字に意味はありませんが、通算すると約70パーセントの比率なので3回に1回の割合で登壇していることになります。

とにかく、今議会は市議会議員時代から通算して50回目となりますから、節目となる登壇ということになることが分かりました。この回数から「これまで結構、頑張ってきたんだな」と感じています。

それでは明日、一般質問を行いますので、皆さんの応援をお願いいたします。

金融支援

新型コロナウイルス発生に伴う金融支援について対応しました。この問題が起きてから、売り上げが減少している会社、事業者が多くいます。補助は難しいので金融機関からの融資という形になりますが、日本政策金融公庫などで対応しているところです。政府はセーフティネット貸し付けの対象の要件を緩和することとしているので、和歌山県においても主に中小企業の支援を行うことにしています。

和歌山県内でも多くの式典やイベントが中止になっています。この影響は今月、来月以降顕在化してくると思いますので、セーフティネット貸し付けの要件を極力緩和して欲しいところです。

これまでの経験から、金融は環境変化により売り上げが減少するなど、真に資運転金を必要としているところに貸し出しをしてくれないこともあることを感じています。今回のお客さんが外出や外食を控えていることによる影響、中国からの部材などの輸入が止まっていることからの影響などは大きいので、政府方針に従った金融支援を求めたいと思います。

問い合わせ

明日の一般質問で取り上げる項目について問い合わせをいただいたので、一部、その説明を行いました。

スケートパークに関しては愛好家の皆さんと共に、スケートボード練習場の必要性を訴えて実現したものです。今月から供用開始の予定なので、この施設を活用して欲しいと願っています。

大型の太陽光発電事業に関しては、地元の皆さんの意見を聞いて条例に基づいた対応をしているところです。

宇宙関連産業の誘致と宇宙教育は和歌山県がやるべき取り組みですから、中期的に実現できることを目指しています。

街道基盤の強化については、老朽化した水道管をできるだけ早く改修できることを目指した「水道広域化推進プラン」について議論を行います。

明日、よろしくお願いいたします。