活動報告・レポート
2020年2月27日(木)
土を利用した技術の利用
現場調査

交通事故が多発している現場の調査を行いました。狭隘な道路ですが抜け道として利用する車がいるので交通量が多く、頻繁に衝突事故が発生しています。この現場の近隣の見方から依頼を受け調査を行ったものです。結果として夜間、この道路付近は暗いので見通しが悪く、不慣れな運転者が運転を誤ることが予想できるので、それに対策を講じることにしました。早速、対応策を協議した結果、対応することになりました。関係者の方々の迅速な対応に感謝しています。交通事故はいつ発生するか分かりませんが、必要と考える対策は迅速に講じるべきだと思います。

打ち合わせ

県議会一般質問打ち合わせを行いました。来週登壇する予定であり、所管課と現状認識を共有し、その対応策について議論を行っています。認識は共通していると感じていますから、目標達成に至るまでの方法について協議しているところです、

今回、取り上げる予定の項目は順不同ですが次の通りです。

1.水道事業について

水道事業は市町村の役割ですが、県の役割もあることから水道事業について取り上げます。

2.スケボーパークについて

和歌山市内にスケボーパークを設置しますから、その運営と治安を守ることについて話し合いました。

3.新産業誘致について

宇宙技術に関する企業誘致と和歌山県が先進県である宇宙教育について取り上げます。2020年代半ばに形を作りたいと考えている項目です。

以上の項目を中心として、太陽光発電やチュニジアとの友好なども取り上げることを考えています。

土を利用した技術の利用

今月20日に視察した地球環境技術研究所が開発した「土を生かした技術」は和歌山市の岡公園の階段で施工されていますし、現在工事中の粉河高校でも採用されていることが分かりました。

岡公園の陸奥宗光伯の銅像の、後方にある階段で採用されていると聞きました。浸水性が良く、雨水を吸収してくれるので雨の日でも水たまりが殆どできないようです。

このように新しい技術を取り入れる挑戦的な姿勢を嬉しく思います。そしてこの技術は、地球温暖化防止に効果があることから更に利用促進されるべきだと思います。

参考までに、この技術で使われる材料は残土なので、本来は産業廃棄物扱いで処分されるのですが、処分することなく再利用しているものです。この技術は土に熱を加えることはせず、また接着剤を利用するのでもなく、同社が開発した特殊な製法で土を石のように硬く固めるので、環境に貢献する技術なのです。

同社の藤社長は「土は大地を構成しているもので私達にとって欠かせないものです。その土を産業廃棄物として処分することは問題だと思います。残土と言っても、土全体が汚染されているものではないので、処分するのではなくて利用すべきです。汚染土は一部であり、ほとんどは利用可能な土なので、それらを仕分けして利用する技術です」と話してくれました。

こんな技術があるのですから、公共事業や学校などを始めとする機関において、地球環境に資するこれらの技術を利用して欲しいと思います。

どんなに有名な歌手でも、告知することなく無人島でコンサートをしたら誰も来ないのです。ですから広報すること、知ってもらうことから始めなければなりません。知られていない技術は利用されることはないのです。良いものが世の中で利用されるとは限りません。良いものでも社会で知られない限り埋もれてしまいます。技術や製品が良いもので、社会で知られたものが利用されているのです。